特許
J-GLOBAL ID:200903048977962089

周波数誤差推定装置及びそれを用いた受信装置、中継装置、並びに無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-236813
公開番号(公開出願番号):特開2000-068971
出願日: 1998年08月24日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 OFDM伝送方式による無線通信に用いる周波数誤差推定装置において、受信機内で広い周波数範囲にわたって周波数誤差を高精度に推定することにより、誤り率が小さく信頼性の高い無線通信を実現することを目的とする。【解決手段】 位相参照シンボルのフーリエ変換信号をP/S変換してサブキャリア間で差動化したベクトルを正規化して正規化差動ベクトルを出力する正規化器15と、予め理想的な位相参照シンボルを用いて求めた理想ベクトルを格納した正規化差動位相参照シンボルテーブル19と、正規化差動ベクトルと理想ベクトルとの差分をとる差分器18と、予め誤差を生じさせた参照ベクトルを用いて求めた重み付けベクトルを格納した重み付け係数テーブル21と、差分と重み付けベクトルとを乗算する乗算器20と、その乗算値を累積加算する加算器22とを有することにより、高精度に周波数誤差を推定することができる。
請求項(抜粋):
各サブキャリアが線形変調された直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式による無線通信において、受信した各サブキャリアの位相参照シンボルを離散フーリエ変換した信号をパラレル/シリアル(P/S)変換するP/S変換手段と、前記P/S変換手段の出力をサブキャリア間で差動化して差動ベクトルを得る差動化手段と、前記差動ベクトルを入力しその振幅値で正規化して正規化差動ベクトルを出力する正規化手段と、予め理想的な位相参照シンボルの各サブキャリア間の差動ベクトルをその振幅値で正規化した理想ベクトルを格納している正規化差動位相参照シンボルテーブルと、前記正規化差動ベクトルと前記理想ベクトルとを入力してその差分を求める差分器と、予め周波数誤差を生じさせたリファレンスベクトルから求めた各サブキャリア間の差動ベクトルを用いて求めた重み付けベクトルを格納している重み付け係数テーブルと、前記差分と前記重み付けベクトルとを入力してその乗算値を求める重み付け乗算器と、前記乗算値を累積加算して周波数誤差推定信号を出力する加算器とを有することを特徴とする周波数誤差推定装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/00
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 27/00 Z
Fターム (7件):
5K004AA01 ,  5K004BA02 ,  5K004BB04 ,  5K022DD13 ,  5K022DD33 ,  5K022DD42 ,  5K022DD43

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