特許
J-GLOBAL ID:200903048988530229

塗り壁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-354196
公開番号(公開出願番号):特開2002-155613
出願日: 2000年11月21日
公開日(公表日): 2002年05月31日
要約:
【要約】【課題】 地震などにより建物の軸組に変形が生したときに塗り壁材の剥離や破損を防ぐことのできる塗り壁構造の提供。【解決手段】 塗り壁構造20は、壁下地材4上にラス網板材6を張り付け、このラス網板材6にその上からモルタル等を塗り付けて形成され、ラス網板材6を補強材にした塗り壁材層8を有する。ラス網板材6は、2枚の弾性緩衝材22に両側から挟まれて座金30を介してビス26で壁下地材4に係止されている。ビス26は弾性緩衝材22の貫通穴24とラス網板材6の網目に挿通され、ビスと貫通穴24内周との間には寸法差により空隙部28が設けられている。この空隙部28により塗り壁材層8とビス26とは相対変位が可能になっており、地震等により建物の軸組が変形したときにビス26に過大な応力を加えずに済み、塗り壁材層8の剥離や破損を防止できる。
請求項(抜粋):
壁下地面上にビス等の定着部材を介して係止されたラス網板材を補強材にして形成されるモルタル等の塗り壁であって、前記定着部材は、前記ラス網板材の網目に挿通されて、前記ラス網板材をその網目よりも外形寸法の大きい係止部材を介して係止し、前記定着部材の外周部には、前記ラス網板材で補強された塗り壁材層との相対変位を許容する相対変位許容空間を設けたことを特徴とする塗り壁構造。
IPC (2件):
E04F 13/04 101 ,  E04F 13/04 105
FI (2件):
E04F 13/04 101 ,  E04F 13/04 105
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-207450
  • 特開昭58-207450

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