特許
J-GLOBAL ID:200903048990756226

セルロースエステルフィルムの製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-221320
公開番号(公開出願番号):特開2003-033933
出願日: 2001年07月23日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】【課題】 セルロースエステルフィルムの製造装置について、テンターによるウェブのクリッピング性の向上を図る。ウェブ側縁部カール発生防止用ガイド板の表面材質として、樹脂及び金属の両者を組み合わせて、優れた滑り性及び耐久性の両特性を具備する。ウェブの破断を長期間解消することができて、品質の優れたセルロースエステルフィルムを歩留まり良く、安定して製造する。【解決手段】 溶液流延製膜法によるセルロースエステルフィルムの製造装置において、テンター4の入口4a寄り部分の左右両側に、ウェブWの左右両側縁部の上方及び下方のうちの少なくとも下方にウェブ側縁部カール発生防止用ガイド板11,12が配置され、ガイド板11,12のウェブ対向面に、ウェブWの搬送方向に配されたウェブ接触用樹脂部11a,12aとウェブ接触用金属部11b,12bとが設けられている。
請求項(抜粋):
溶液流延製膜法により膜厚20〜200μmのセルロースエステルフィルムを製造する装置であって、支持体上に前記フィルムの原料溶液であるドープを流延するドープ流延手段と、ドープ流延手段によって支持体上に形成されたウェブを、支持体から剥離させる剥離手段と、剥離手段によって支持体から剥離させられたウェブを、その左右両側縁部をそれぞれ延伸しながら搬送して乾燥させるテンターと、複数の搬送ロールを経由させてウェブを搬送しながら乾燥させる乾燥手段と、乾燥後のフィルムを巻き取る巻取手段とを具備しており、前記テンターの入口寄り部分の左右両側において、ウェブの左右両側縁部の上方及び下方のうちの少なくとも下方にウェブ側縁部カール発生防止用ガイド板が配置され、ガイド板のウェブ対向面が、ウェブの搬送方向に配されたウェブ接触用樹脂部とウェブ接触用金属部とによって構成されていることを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造装置。
IPC (4件):
B29C 41/28 ,  G02B 5/30 ,  B29K 1:00 ,  B29L 7:00
FI (4件):
B29C 41/28 ,  G02B 5/30 ,  B29K 1:00 ,  B29L 7:00
Fターム (9件):
2H049BB33 ,  2H049BC09 ,  2H049BC22 ,  4F205AA01 ,  4F205AG01 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GN29 ,  4F205GW21

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