特許
J-GLOBAL ID:200903048993508193

火災報知設備および火災感知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-001480
公開番号(公開出願番号):特開平9-319980
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 試験器との信号の送受より動作試験が可能な火災報知設備および火災感知器を伝送IC等を用いずに低コストで構築する。【解決手段】 集合住宅の各住戸1、2に感知器4と受信機5とが設置され、中継器7を介して各受信機5と住棟受信機6とが接続される。中継器7に試験器8を接続することで、試験器8と感知器4とが接続される。感知器4の動作試験に際しては、試験器8から繰り返し試験パルスが出力される。各感知器4は、試験パルスが入力された際に動作試験を開始するとともに、試験パルスを打ち消すように放電して他の感知器4の動作試験の開始を阻止する。それにより、試験器8に近い感知器4から試験パルス毎に順番に動作試験を行う。従って、感知器毎にアドレスを付与したり伝送ICを備えたりしなくとも信号の送受により動作試験が可能となる。
請求項(抜粋):
受信機に連続した線路により一列に接続された複数の感知器を有し、かつ、上記感知器に上記線路を介して接続されるとともに、上記感知器の動作試験を行う試験器を有する火災報知設備であって、上記試験器には、上記線路を介して各感知器に試験パルスを繰り返し出力するパルス出力手段と、動作試験が正常に行われた上記感知器から出力される信号を受信する受信手段と、上記受信手段において信号が受信された回数をカウントするカウント手段とが備えられ、上記感知器には、上記試験器のパルス出力手段から出力されたパルスを検知するパルス検知手段と、上記感知器に上記試験器のパルス出力手段から出力されたパルスが最初に入力された際に、上記線路上において上記パルスが入力された感知器よりも試験器の反対側に接続された他の感知器に上記パルスが入力されないようにパルスを打ち消すパルス打ち消し手段と、上記パルス検知手段が最初にパルスを検知した際に、上記感知器を擬似的に火災発生状態とする試験制御手段と、上記感知器が擬似的に火災発生状態となり、かつ、正常に動作した場合に、上記試験器の受信手段に信号を出力する送信手段とが備えられていることを特徴とする火災報知設備。
IPC (3件):
G08B 17/00 ,  G08B 26/00 ,  G08B 29/04
FI (4件):
G08B 17/00 D ,  G08B 17/00 C ,  G08B 26/00 B ,  G08B 29/04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-276296
  • 特開昭62-025400

前のページに戻る