特許
J-GLOBAL ID:200903048995498802

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-200158
公開番号(公開出願番号):特開平8-042682
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 後進段と低中速段でのエンジンブレーキ状態とを電気的に設定する自動変速機におけるフェイルによる低中速段でのエンジンブレーキ状態を防止して変速ショックの悪化を防止する。【構成】 後進段で副変速部をオーバードライブ状態とし、また低中速段でエンジンブレーキを効かせる制御を同一のソレノイドバルブS3 で行う自動変速機において、オーバードライブ状態と低中速段での非エンジンブレーキ状態とをソレノイドバルブS3 の同一の制御状態で設定し、中低速段での非エンジンブレーキ状態を設定するためのソレノイドバルブS3 の信号圧を切換弁130で反転させるよう構成した。したがって前記低中速段での走行レンジを後進段と誤検出しても、その低中速段でエンジンブレーキが効くことがなく、変速ショックを未然に防止できる。
請求項(抜粋):
所定の変速段でのエンジンブレーキ用摩擦係合装置の係合・解放の制御と他の変速段を設定する制御とを行うためのパイロット圧を出力するソレノイドバルブを備えた自動変速機の油圧制御装置において、前記ソレノイドバルブからパイロット圧が供給されることにより前記他の変速段を設定するシフト弁と、前記ソレノイドバルブからのパイロット圧の供給・排出の状態に基づいて前記エンジンブレーキ用摩擦係合装置に対するエンジンブレーキ油圧の供給・排出を制御するエンジンブレーキ切換弁とを備え、このエンジンブレーキ切換弁が、前記ソレノイドバルブがパイロット圧を出力しているときにエンジンブレーキ油圧をエンジンブレーキ用摩擦係合装置から排出してエンジンブレーキ用摩擦係合装置を解放状態とするよう構成されることによって前記所定の変速段でエンジンブレーキを効かせないソレノイドバルブの動作パターンと前記他の変速段を設定するためのソレノイドバルブの動作パターンとが同一であることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/12 ,  B60K 41/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭50-032361

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