特許
J-GLOBAL ID:200903048996264481

周波数変調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325740
公開番号(公開出願番号):特開平10-173604
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 半導体レーザの光周波数変調動作とヘテロダイン検波とを用いて生成したビート信号から振幅変動および平均値変動を除去することである。【解決手段】 周波数変調すべき電気信号は、第1および第2の信号に2分岐される。FMレーザ102は、定常状態では波長λ1 の光を発振し、入力する第1の信号の振幅変化を、光強度変化および光周波数変化に変換した光信号を出力する。光検波部106は、上記光信号と局発光源104から出力された波長λ0 の光とを入力し、自乗検波特性により光信号の光強度変調成分を電流振幅変化として変換・出力すると共に、入力した2つの光の波長差Δλに相当する周波数においてビート信号を生成・出力する。識別部110は、第2の信号を基にして作成された閾値を用いてビート信号を識別・パルス化し、このパルス化されたビート信号は、LPF311により高周波成分を除去される。
請求項(抜粋):
電気信号を出力する信号源と、前記信号源から出力された電気信号を所定の位相関係で第1の信号と第2の信号とに2分岐して出力する分岐部と、入力電気信号が変化しない定常状態において波長λ1 の光を発振し、入力電気信号の振幅の変化を、光強度の振幅の変化に一意に変換すると共に光周波数の変化に一意に変換する性質を有しており、前記第1の信号を光信号に変換して出力する周波数変調用レーザ(以下、FMレーザと呼ぶ)と、前記FMレーザからの出力光信号を導く第1の光導波部と、前記FMレーザの発振波長λ1 と所定量△λだけ異なる波長λ0 の光を出力する局発光源と、前記局発光源からの出力光を導く第2の光導波部と、自乗検波特性により、入力光の光強度変化を電流振幅変化として変換すると共に、異なる波長の2つの光が入力された場合には、当該2つの光の波長差に相当する周波数にビート成分を発生する性質を有しており、前記第1の光導波部によって導かれた前記FMレーザからの出力光信号と、前記第2の光導波部によって導かれた前記局発光源からの出力光とを入力し、当該出力光信号と出力光との波長差△λに相当する周波数においてビート信号を出力する光検波部と、前記光検波部から出力されるビート信号と、前記分岐部から出力される第2の信号とを入力し、入力した第2の信号のレベルを閾値として、入力したビート信号をパルス化して出力する識別部とを備える、周波数変調装置。
IPC (4件):
H04B 10/152 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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