特許
J-GLOBAL ID:200903049002071090

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-131208
公開番号(公開出願番号):特開平5-327490
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 無線機のチャネル周波数の選択などに使用されるPLL回路に関し、PLL回路のループフィルタLPF の時定数CRの容量C の充放電を最小にして、電圧制御発振器VCO の発振周波数が大きく変更された時の発振出力の位相変動が一定範囲内に収まるまでのロックアップ時間を速くすることを目的とする。【構成】 PLL回路の電圧制御発振器(VCO)に、其の発振周波数(f)の一定範囲内の位相変動(ε)を制御する前記ループフィルタ(LPF)の出力の可変の制御電圧(v0)とは別に、該電圧制御発振器(VCO)の自走周波数(f1f2-)を決定する為の固定の制御電圧(V1, V2-)を予め記憶して置き、該電圧制御発振器(VCO)の自走周波数(f)を大きく或る周波数(f1)から別の周波数(f2-)に変更する時に、それ等の電圧(V1, V2-)を切り換えて該電圧制御発振器(VCO)に供給するVCOの自走周波数制御電圧供給手段(1) を設けるように構成する。
請求項(抜粋):
制御用の直流電圧(V) で発振周波数(f) が制御される電圧制御発振器(VCO) の出力周波数(f) の位相を、基準周波数信号(F) の位相と位相比較(PC)し、其の比較誤差(ε) を積分して得たループフィルタ(LPF) の出力の直流電圧(V) を前記電圧制御発振器(VCO) に印加し其の出力周波数(f) を制御し基準周波数信号(F) に位相同期させるPLL回路において、該電圧制御発振器(VCO)に、其の発振周波数(f)の一定範囲内の位相変動(ε)を制御する前記ループフィルタ(LPF)の出力の可変の制御電圧(v0)とは別に、該電圧制御発振器(VCO)の自走周波数(f1f2-)を決定する為の固定の制御電圧(V1, V2-)を予め記憶して置き、該電圧制御発振器(VCO) の自走周波数(f)を大きく或る周波数(f1)から別の周波数(f2-)に変更する時に、それ等の電圧(V1, V2-)を切換えて該電圧制御発振器(VCO)に供給する VCOの自走周波数制御電圧供給手段(1) を設けたことを特徴とするPLL回路。
IPC (2件):
H03L 7/10 ,  H03L 7/187
FI (2件):
H03L 7/10 D ,  H03L 7/18 C

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