特許
J-GLOBAL ID:200903049006536276

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160466
公開番号(公開出願番号):特開平9-324854
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 自動変速機の伝達効率向上のために引きずりを生じない噛合ブレーキを用い、その噛合と解除の確実化と速やかな前後進段の切換えを可能とする。【解決手段】 自動変速機Tは、前進段と後進段とを達成する変速機構Mを備える。後進段達成のために係止される回転要素R3を係止する後進用ブレーキは噛合ブレーキB-R、回転要素S1に前後進時ともに係合されて動力を伝達する入力クラッチC-1は摩擦クラッチとされ、制御装置は、D→R又はR→Dシフト時の噛合ブレーキB-Rの噛合又は噛合解除動作中、クラッチC-1用油圧サーボ67への供給圧を、クラッチ係合開始直前のピストンストローク位置に待機させる油圧に保持し、迅速な再係合に備える制御を行う。
請求項(抜粋):
前進段と後進段とを達成する変速機構を備え、該変速機構中に、後進段達成のために係止される第1の回転要素と、動力を変速機構に導入する第2の回転要素と、前記第1の回転要素を係止する後進用ブレーキと、第2の回転要素にエンジンからの動力を伝達する入力クラッチとを備える自動変速機の制御装置において、前記後進用ブレーキは、後進段が選択されたときに、第1の回転要素と噛合することにより該第1の回転要素を係止する噛合ブレーキとされ、前記入力クラッチは、後進段が選択されたときに係合され、クラッチ用油圧サーボを備える摩擦クラッチとされ、前記制御装置は、後進段が選択されたときに、少なくとも、後進用ブレーキの噛合が達成されるまでは、前記クラッチ用油圧サーボへ供給される油圧を、クラッチが係合を開始する直前までピストンストロークする油圧で待機させ、噛合達成後に所定の特性で上昇させる第1の制御手段を有することを特徴とする、自動変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:70

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