特許
J-GLOBAL ID:200903049023667023

広面積レーザーダイオードの射出ビームの対称性を改良するための光学システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-504358
公開番号(公開出願番号):特表平10-502746
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】光学システム(20)が開示され、これはレーザーダイオードから射出されたビーム(10)の輝度対称性を改良するためのものであり、ここでビーム(10)は大きな幅(W)と狭い高さ(H)を有する。光学システム(20)は、ビームの幅の一方の半分を下方へ置換するための偏向板(22)を含む。第一のビーム方向付けプリズム(30)は、ビーム幅の残りの第二の半分(14)を幅寸法に対して平行な面へ偏向するように作用して、第二の半分(14)を第一の半分(12)へ向かって進行させる。第二のビーム方向付けプリズム(32)は、ビームの第二の半分(14)に偏向を与えることにより、第二の半分(14)の伝搬軸が第一の半分(12)の伝搬軸に対して平行をなし、ここで第二の半分(14)は第一の半分(12)上に積層されている。光学システム(20)は、ビーム(10)の輝度対称性を係数5で改良するように作用する。補正されたビームは、固体レーザー(112)の性能を改良するために使用可能であり、この固体レーザー(112)は、広領域レーザーダイオード(106)またはレーザーダイオードバーにより端部励起される。
請求項(抜粋):
高さよりも幅が大きな断面を有する光ビームのエネルギー分布を変えるための光学システムであって、 ビーム幅の第一の部分に沿うビームに整列された第一の光学要素であり、この第一の光学要素は、第一の部分を高さ方向軸に対して平行な方向へ置換させるように作用させることと、 ビーム幅の第二の部分に沿うビームに整列された第二の光学要素であり、この第二の光学要素は、第二の部分を幅方向軸に対して平行な面における第二の部分へ角度的に偏向させるように作用することにより、第二の部分を第一の部分へ向かって向け直すことと、 角度的に偏向された第二の部分に整列された第三の光学要素であり、この第三の光学要素は、幅方向軸に対して平行な面における第二の部分へ角度的に偏向させるように作用し、第一と第二の部分を整列させ、且つ平行な伝搬軸に沿って進行させることにより、ビームの輝度対称性を改良することとを備える光学システム。
IPC (2件):
G02B 27/09 ,  H01S 3/18
FI (2件):
G02B 27/00 E ,  H01S 3/18

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