特許
J-GLOBAL ID:200903049032063262

リニア式走行装置における複数走行体の停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288472
公開番号(公開出願番号):特開平11-127505
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 リニア式走行装置においてステーション等のように複数台の走行体の停止が必要である区画内において、走行体のそれぞれを誤動作することなく停止させる。【解決手段】 走行台車4がステーション10内に入ると、区間Aの励磁コイル電源および磁気センサ電源がONとなり当該走行台車4は区間A内を走行し、区間Aを通過した後、区間Aの前記両電源はOFFとなる。走行台車4は同様に区間Bを通過し励磁コイル電源および磁気センサ電源OFF、先頭の区間Cで所定の減速、停止装置によって区間Cに停止する。停止すると、区間Cの励磁コイル電源および磁気センサ電源がOFFとなる。ステーション10に次の走行台車4が入ってくると、同様にB区間で停止する。このようにして順次、走行台車4は後方から先頭に向かって走行し、順番に停止し待機状態となる。
請求項(抜粋):
レールまたはチューブからなる走行軌道と、前記走行軌道の長手方向にわたり所定間隔毎に設けられた、その極性が変換可能な励磁コイルと、前記励磁コイルの位置毎に取り付けられた、永久磁石の位置を検知するための磁気センサとからなるリニア軌道と、前記リニア軌道に沿って走行自在の走行体と、前記走行体に取り付けられた永久磁石と、前記励磁コイルの極性を変換するための極性変換機構と、前記極性変換機構の制御装置とからなるリニア式走行装置における複数走行体の停止方法において、前記リニア軌道に区画を設定し、前記区画内を前記走行体の全長とほぼ同じ長さの複数の区間に区切り、前記区画に1台の前記制御装置を設けるとともに前記区間毎に前記極性変換機構を配設し、前記極性変換機構の電源の入り切りを前記区間毎に実施して前記走行体を所定の停止装置により前記区間毎に停止させた後前記区間の前記極性変換機構の電源を切り、かくして、複数の走行体を前記各区間のそれぞれに停止させることを特徴とするリニア式走行装置における複数走行体の停止方法。
IPC (2件):
B60L 13/03 ,  B65G 54/02
FI (2件):
B60L 13/02 F ,  B65G 54/02

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