特許
J-GLOBAL ID:200903049036561798

映像を伴うオーディオ再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-139208
公開番号(公開出願番号):特開平8-009490
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】リアルタイムの信号処理により映像に対応した方向に音像を定位させる映像を伴うオーディオ再生装置の提供を目的とする。【構成】オーディオ再生装置本体1にレーザーディスク66等の汎用の信号源からの音響信号を供給し、リスナ23の頭部の回転角度をディジタル振動ジャイロ28で検出し、オーディオ再生装置本体1においてリアルタイムで所定の信号処理を施すことにより、プロジェクタ67からスクリーン68に映し出された映像に対応した方向に音像を定位させる。
請求項(抜粋):
外部のアナログ信号源から供給される映像信号を伴う2チャンネルの音響信号に所定の信号処理を施す本体部と、上記映像信号を再生する映像信号再生手段により再生された映像に対応する方向に、上記本体部により信号処理された上記音響信号を再生する音響再生手段とを有する映像を伴うオーディオ再生装置において、上記本体部は、聴取者の頭部の基準位置及び方向に対する仮想音源位置から固定された上記聴取者の両耳に至るインパルスレスポンスを測定し、上記インパルスレスポンスを記録した第1の記憶手段と、上記聴取者の頭部の基準位置及び方向に対する仮想音源位置から上記聴取者の頭部の動きに対応した両耳に至る音響信号の到達時間及び音圧レベルを所定角度毎に測定し、これらに対応した制御信号を記録する第2の記憶手段と、基準位置及び方向に対する聴取者の頭部運動を検出して信号を出力する角度検出手段と、上記信号源からの各チャンネルの音響信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、上記A/D変換器でディジタル信号に変換した後に、上記第1の記憶手段に記憶されたインパルスレスポンスに基づいて補正し、さらに、到達時間及び音圧レベルを表す制御信号に基づいて補正する制御手段と、上記制御手段により補正された音響信号を再生する音響再生手段固有の特性を補正する手段と、補正されたディジタル信号を2チャンネルのアナログ信号に変換するD/A変換器と、上記D/A変換器により変換されたアナログ信号を電力増幅する電力増幅器とを有し、上記音響再生手段は、上記聴取者の頭部に装着可能とする頭部装着体を有し、上記音響信号を上記制御手段により上記インパルスレスポンスに基づいて補正した後、上記角度検出手段からの所定角度に対応した信号に基づいて、上記音響信号の到達時間及び音圧レベルを表わす制御信号により、上記音響信号を聴取者の頭部運動に対応させてリアルタイムに補正して、上記映像信号を再生する映像信号再生手段により再生された映像に対応する方向に、上記音響再生手段により再生するようにしたことを特徴とする映像を伴うオーディオ再生装置。
IPC (8件):
H04R 5/033 ,  G01P 9/04 ,  H04N 5/60 ,  H04R 1/02 103 ,  H04S 1/00 ,  H04S 7/00 ,  A63F 9/22 ,  G01C 19/56

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