特許
J-GLOBAL ID:200903049057103552

高周波加温バルーンカテーテルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 牛木 護 ,  吉田 正義 ,  松浦 康次 ,  清水 栄松
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-004130
公開番号(公開出願番号):特開2008-167958
出願日: 2007年01月12日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
【課題】検出温度が正確であって、従来よりも小型化が可能で、ピンホールや血栓の付着を確実に検出することのできる高周波加温バルーンカテーテルシステムを提供する。【解決手段】熱電対10を高周波送電線8と高周波送電線8の先端部に接合された一本の極細の異種金属線9とから構成した。コイル状電極7を高周波送電線8の先端を延長してコイル状に形成し、金属線9の先端をコイル状電極7の基端に点接合した。高周波発生器24を、コイル状電極7と対極板12に1〜5MHzの高周波を供給するとともに、高周波出力と総インピーダンスと反射波とをモニター可能に構成し、コイル状電極7の温度を設定値に維持するように高周波出力を自動調節するように構成した。高周波発生器24を、インピーダンスが定常値を基準として一定値下降又は上昇したときにピンホールアラーム26または血栓アラーム27を表示、または高周波の供給を自動停止するように構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いにスライド可能な外筒シャフトと内筒シャフトとから構成されたカテーテルシャフトと、前記外筒シャフトの先端部と前記内筒シャフトの先端部近傍との間に設けられたバルーンと、このバルーンの内部に設けられた高周波通電用の単極電極と、この単極電極に接続された高周波送電線と、前記単極電極の温度を検知する熱電対と、前記外筒シャフトと前記内筒シャフトとの間に形成され前記バルーンの内部に通じる送液路と、この送液路を通じて前記バルーンへ振動波を与える振動発生器と、前記熱電対により検知された温度を表示する温度計と、この温度計と前記熱電対の間に設けられ前記温度計へ入力される高周波成分をカットする高周波カットフィルターと、前記高周波送電線とバルーンの外部に設けられた対極板に高周波を供給する高周波発生器と、この高周波発生器と前記高周波送電線の間に設けられ前記高周波発生器から出力される高周波の低周波成分をカットする低周波カットフィルターとを備え、前記熱電対は前記高周波送電線と前記高周波送電線の先端部に接合された一本の極細の異種金属線とから構成されたことを特徴とする高周波加温バルーンカテーテルシステム。
IPC (1件):
A61B 18/04
FI (1件):
A61B17/38
Fターム (4件):
4C060KK09 ,  4C060KK12 ,  4C060KK25 ,  4C060KK47
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (5件)
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