特許
J-GLOBAL ID:200903049060962345

バッファメモリ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-032422
公開番号(公開出願番号):特開平5-233534
出願日: 1992年02月20日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 二重化システムのバス間において受信した情報に優先順位を付して送出するバッファメモリ回路に関し、転送情報を一時記憶するバッファメモリ数を削減することを目的とする。【構成】 二重化システムの両系のバス2a, 2b間の情報を中継するバス交差制御装置1内に情報転送方向別に設け、バスより受信した要求情報と応答情報を異なる領域に記憶するバッファメモリ11と、受信情報別にバッファメモリ内の記憶領域を指示する受信情報記憶領域指示手段12と、バッファメモリより送出する情報の読出領域を指示する送信情報読出領域指示手段13と、バッファメモリの使用状態を管理し、受信情報記憶領域指示手段を制御して受信情報をバッファメモリに記憶させる受信制御手段14と、送信情報読出領域指示手段を制御してバッファメモリに記憶された情報の中から応答情報を優先させて他方のバスに送出させる送信制御手段15を備えるように構成する。
請求項(抜粋):
二重化システムの両系のバス(2a,2b) 間において情報の中継転送を行うバス交差制御装置(1) 内に情報転送方向別に設け、各々の内部に、前記バス(2a,2b) の一方より受信した要求情報と応答情報を異なる領域に記憶するバッファメモリ(11)と、前記要求情報と応答情報を受信したとき、受信情報別に前記バッファメモリ(11)内の記憶領域を指示する受信情報記憶領域指示手段(12)と、前記バッファメモリ(11)より送出する情報の読出領域を指示する送信情報読出領域指示手段(13)と、前記バッファメモリ(11)の使用状態を管理し、受信情報の種別を前記受信情報記憶領域指示手段(12)に通知して該受信情報を前記バッファメモリ(11)に記憶させ、かつ、要求情報を受信したときに逆転送方向のバッファメモリ回路(10b/10a) に通知する受信制御手段(14)と、前記送信情報読出領域指示手段(13)を制御して前記バッファメモリ(11)に記憶された情報を送出し、かつ、逆転送方向のバッファメモリ回路(10b/10a) より要求情報の受信を通知されたときに前記バッファメモリ(11)より応答情報を優先的にバス(2b/2a) に送出させる送信制御手段(15)を備え、1組のバッファメモリに要求情報と応答情報を記憶させ、要求情報に対する応答情報を他の受信情報に優先させて送出することを特徴とするバッファメモリ回路。

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