特許
J-GLOBAL ID:200903049062768880

磁気分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074209
公開番号(公開出願番号):特開平9-262497
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】反磁性の石炭有機分粒子と、小さい磁化率の常磁性の灰分や硫黄分粒子との混合物を効率良く、分離・除去する装置を提供することを目的とする。【解決手段】中心軸を水平面に対して傾けて配置した円筒状コイル1と、回転ベルト2と、ワイヤブラシ状構造部3と、フィーダ4と、回収容器5を有し、回転ベルト2は非磁性材で構成され、回転ベルト2上には強磁性材の細線径ワイヤがブラシ状に植毛されたワイヤブラシ状構造部3を付加し、回転ベルト2は磁気分離ボアの磁場空間と外部の非磁場空間とを一周回転出来るように配置し、円筒状コイル1の上方にはフィーダ4を配置し、円筒状コイル1の下方には回収容器5を配置し、回収容器5は仕切板6により2室に仕切り、一方の室には反磁性物質を回収し、他方の室には常磁性物質を回収し、仕切板6は移動可能であり、分離対象物質の磁化率に対応して仕切位置を変えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
被分離物質(24)の粒子に働く磁気力の違いにより、特定の物質を分離する磁気分離装置において、(A)中心軸を水平面に対して傾けて配置した円筒状コイル(1)と、回転ベルト(2)と、ワイヤブラシ状構造部(3)と、フィーダ(4)と、回収容器(5)を有し、(B)前記回転ベルト(2)は、非磁性材で構成され、(C)前記回転ベルト(2)上には、強磁性材の細線径ワイヤがブラシ状に植毛されたワイヤブラシ状構造部(3)を付加し、(D)前記回転ベルト(2)は、円筒状コイル(1)の磁気分離ボア(10)の中央部を中心軸方向に上方から下方へ移動出来るとともに、磁気分離ボア(10)の磁場空間と外部の非磁場空間とを一周回転出来るように、前記円筒状コイル(1)とリンクした形態に配置し、(E)前記円筒状コイル(1)の上方には、分離対象物質供給用フィーダ(4)を配置し、(F)前記円筒状コイル(1)の下方には、分離物質回収容器(5)を配置し、(G)前記分離物質回収容器(5)は、仕切板(6)により2室に仕切り、一方の室には反磁性(もしくは常磁性でも磁化率のより小さい)物質を回収し、他方の室には常磁性(もしくは磁化率のより大きい)物質を回収し、(H)前記仕切板(6)は移動可能であり、分離対象物質の磁化率に対応して仕切位置を変え、回収率や磁気分離効率を適性に選択できることを特徴とする高磁場勾配型磁気分離装置。
IPC (3件):
B03C 1/22 ZAA ,  B03C 1/02 ,  B03C 1/26
FI (3件):
B03C 1/22 ZAA ,  B03C 1/02 Z ,  B03C 1/26

前のページに戻る