特許
J-GLOBAL ID:200903049068043420

磁気ディスク装置及びヘッド位置制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-146638
公開番号(公開出願番号):特開平7-006525
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明はサーボデータが真円からずれて記録されている場合でもこのずれの影響を排除してヘッドをトラック中心に精度よく位置決めすることができる磁気ディスク装置及びヘッド位置制御方法を提供することを目的としている。【構成】 本発明において、マイクロプロセッサ2はヘッド8により磁気ディスク9の目標トラックからサーボデータと真円ずれ量をアンプ10、A/D変換器11を介して読み出し、読み出したサーボデータに基づいてヘッド8の目標とラック中心からの位置ずれ量を求め、この位置ずれ量から前記真円ずれ量を減算した真のヘッド位置ずれ量を算出し、この真のヘッド位置ずれ量に従って位置制御量を決定し、この位置制御量に対応する位置制御信号をD/A変換器4を介してドライバ回路5に出力する。ドライバ回路5は前記位置制御信号に従ってボイスコイルモータ6を起動し、キャリッジ機構7の先端にあるヘッド8を前記目標トラックの中心に位置決めする。
請求項(抜粋):
磁気ディスク上の各トラックに予めサーボライタで記録されているサーボデータをヘッドで読み出し、このサーボデータに基づいて前記ヘッドの目標トラックの中心からの位置ずれ量を求め、この位置ずれ量が零となるように前記ヘッドを移動させて前記目標トラックの中心に位置させる磁気ディスク装置において、前記ヘッドによって目標トラックに記録されているサーボデータとこのサーボデータが真円からずれている度合いを示す真円ずれ量を読み出す読出手段と、この読出手段によって読み出されたサーボデータから求めたヘッドの位置ずれ量から同読出手段によって読み出された真円ずれ量を減算してヘッドの真の位置ずれ量を算出する算出手段と、この算出手段によって算出された真の位置ずれ量が零となるように前記ヘッドの位置を制御する位置制御手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。

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