特許
J-GLOBAL ID:200903049074260335

電力系統の高調波測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-180573
公開番号(公開出願番号):特開平11-014675
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 電力系統に基本波の非整数倍周波数の電流を注入して測定結果から測定調波についてのアドミタンスを求める際に、注入電流量を電力系統の負荷に悪影響を与えない最適量に設定して正確に求め得るようにする。【解決手段】 電力系統1の注入点4に、測定調波の上,下両側それぞれの基本波の非整数倍周波数の電流を徐々に増加しながら注入し、注入電流に基づく注入点4の注入周波数の歪み電圧がほぼ所定の上限電圧に上昇したときに注入電流の増加を停止して高調波測定に移行し、測定調波の上,下両側それぞれの注入電流に基づく注入点4の電圧及び注入点4より上位,下位の少なくとも一方の電流の計測結果から系統1の注目側の注入電流についての等価回路のアドミタンスを算出し、測定調波の上,下両側の注入電流についての算出したアドミタンスに基づく補間処理により、注目側の測定調波についての等価回路のアドミタンスを求めて決定する。
請求項(抜粋):
電力系統の基本波の整数倍周波数の高調波を測定調波とし、前記電力系統の高調波注入点に前記測定調波の上,下両側それぞれの前記基本波の非整数倍周波数の電流を徐々に増加しながら注入し、前記測定調波の上,下両側それぞれの注入電流に基づく前記高調波注入点の注入周波数の歪み電圧を計測し、前記歪み電圧がほぼ所定の上限電圧に上昇したときに前記注入電流の増加を停止して高調波測定に移行し、前記測定調波の上,下両側それぞれの前記注入電流に基づく前記高調波注入点の電圧及び前記電力系統の前記高調波注入点より上位,下位の少なくとも一方の電流の計測結果から前記上位,前記下位の少なくとも一方からなる前記電力系統の注目側の前記測定調波の上,下両側の前記注入電流についての等価回路のアドミタンスを算出し、前記測定調波の上,下両側の注入電流についての算出したアドミタンスに基づく補間処理により、前記注目側の前記測定調波についての等価回路のアドミタンスを求めて決定することを特徴とする電力系統の高調波測定方法。
IPC (2件):
G01R 23/20 ,  H02J 3/01
FI (2件):
G01R 23/20 C ,  H02J 3/01 B

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