特許

J-GLOBAL ID：200903049076905708

重質油エマルジョン燃料

発明者： 谷口 高雄 ,  飯塚 正則 ,  磯部 和雄 ,  山下 忠一
出願人/特許権者： 花王株式会社 ,  日本石油株式会社
代理人 (1件)： 古谷 馨 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-239372
公開番号（公開出願番号）：特開平6-088082
出願日： 1992年09月08日
公開日（公表日）： 1994年03月29日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 (a)重質油、(b)界面活性剤、(c)水の3成分を構成成分とするエマルジョンであって、(a)の油滴が、 100μ以下の粒子径を有する粒子が80重量%以上を占め、かつ(1)式のロジンラムラー分布関数において、累積フルイ上重量10%に対応する粒子径(μ)と累積フルイ上重量90%に対応する粒子径(μ)の2点から求まる均等数nが 0.5〜1.6 の範囲である粒度分布をもつ水中油滴型エマルジョン燃料。R(D)=100exp{-(D/Dc)n}・・・・・(1)式R;累積フルイ上重量%、D;粒子径、n;定数(均等数)、Dc;定数(粒度特性数)【効果】 ビチューメンやアスファルト等の重質油を重油代替燃料とし使用可能ならしめ、また重油燃焼用ボイラーを改造することなく使用できる。さらに重質油が微粒子であるために燃焼効率が高く燃焼後の窒素酸化物や硫黄酸化物の低減が図れる。

請求項（抜粋）：

(a) 重質油、(b) 界面活性剤、(c) 水の3成分を構成成分とするエマルジョンであって、(a) の油滴が 100μ以下の粒子径を有する粒子が80重量%以上を占め、かつ(1) 式に示すロジンラムラー分布関数において、累積フルイ上重量10%に対応する粒子径(μ)と、累積フルイ上重量90%に対応する粒子径(μ)の2点から求まる均等数nが、 0.5〜1.6 の範囲である粒度分布をもつことを特徴とする水中油滴型エマルジョン燃料。 R(D) = 100 exp{-(D/D c ) n } ・・・・・ (1) 式ただし R;累積フルイ上重量%、 D;粒子径、 n;定数(均等数)、D c ;定数(粒度特性数)