特許
J-GLOBAL ID:200903049079902424

ディジタル信号再生回路および再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-245433
公開番号(公開出願番号):特開平9-069262
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 再生ディジタル信号が供給される等化器の特性を自動調整する場合に、迅速な自動等化を可能とし、最終的な等化誤差を最小限に抑える。【解決手段】 等化器4(振幅等化器4aおよび位相等化器4b)に対する等化パラメータをCPU11が発生し、自動的に等化器4の特性を調整する。CPU11は、シンク検出回路8からの検出シンク数とエラー訂正符号によるC1エラー訂正数を読み込んで、山登り制御によって、等化誤差を最小限とする等化パラメータを決定する。この制御において、等化の状態を3個のレベルに分け、各レベルで使用する評価値を切り替える。すなわち、等化の状態が最も悪い時には、検出シンク数を用い、等化の状態が最も良い時には、C1単独エラー数を用い、その間では、全C1エラー数を用いる。各段階で評価値は、等化誤差の変化に対して最も高い感度を有する。
請求項(抜粋):
エラー訂正符号化されたデータを再生し、再生信号を等化器を介して上記エラー訂正符号化の復号手段を含む再生信号処理回路に供給するようにしたディジタル信号再生回路において、上記等化器に対する等化パラメータを制御することにより、上記等化器の特性を自動的に最適なものに制御するための制御手段が設けられ、上記制御手段は、上記復号手段で得られたエラー数を取込み、上記等化器の特性が最適に近づくに従って、評価値を、連続性エラー数、単独エラー数と順次切り替え、上記切り替えられた評価値に基づいて等化パラメータを制御することを特徴とするディジタル信号再生回路。

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