特許

J-GLOBAL ID：200903049079976886

反射防止膜およびその製造方法

発明者： 網盛 一郎 ,  中村 和浩
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 柳川 泰男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-076489
公開番号（公開出願番号）：特開2000-275401
出願日： 1999年03月19日
公開日（公表日）： 2000年10月06日
要約：

【要約】【課題】 塗布層である低屈折率層を有していても、蒸着層からなる反射防止膜に匹敵する反射防止機能と防眩機能とを有する反射防止膜を得る。【解決手段】 透明支持体、下塗り層、ハードコート層および低屈折率層が積層されており、低屈折率層が塗布層であり、透明支持体の屈折率よりも低屈折率層の屈折率が低い反射防止膜において、下塗り層にモノアクリル酸エステルまたはモノメタクリル酸エステルから誘導される繰り返し単位を10重量%以上含むポリマーを添加して、低屈折率層側の表面を0.05乃至2μmの算術平均粗さ(Ra)にする。

請求項（抜粋）：

透明支持体、下塗り層、ハードコート層および低屈折率層がこの順に積層されており、低屈折率層が塗布層であり、透明支持体の屈折率よりも低屈折率層の屈折率が低い反射防止膜であって、低屈折率層側の表面が、0.05乃至2μmの算術平均粗さを有し、かつ下塗り層がアルコールまたはフェノールのモノアクリル酸エステルまたはモノメタクリル酸エステルから誘導される繰り返し単位を10重量%以上有するポリマーを含むことを特徴とする反射防止膜。

Fターム (7件)：

2K009AA04 ,  2K009AA15 ,  2K009BB28 ,  2K009CC09 ,  2K009CC21 ,  2K009DD02 ,  2K009DD06