特許
J-GLOBAL ID:200903049080899267

画像描画方法及び同装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-055802
公開番号(公開出願番号):特開平8-249495
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 Zバッファに使用するメモリの容量節約を図る。【構成】 所定数のピクセルからなるピクセル群毎に更新制御を実行する。まず、Zバッファの座標情報Z0 及び差情報dZを読込み、Z+dZを求め、対応ピクセル標示フラグに基づきZ0 ,Z1 として格納する。次に、Z0 ,Z1 のうち書替え対象と新規発生情報とを比較する。その結果がS1 <S2 か否かを判定する。“YES”の場合、原座標が新座標より前方に位置するため、Zバッファの書替えは行われない。その結果、“NO”の場合、新座標が原座標より前方に位置するため、Zバッファの書替えが行われる。Z0 -Z1 の演算を実行してdZを求め、Z0 ,dZを算出し、dZを仮数部、指数部に変換する。その後、Z,dZをZバッファへ書込む。これにより、新図形が画面内に表示され、代りに後方図形が消去される。【効果】 Zバッファ法による隠面消去にあたってメモリ容量の節約、書込み抜けの防止が図れる。
請求項(抜粋):
それぞれ所定数のピクセルからなるピクセル群毎に、当該ピクセル群の代表ピクセルに関するz軸方向の座標情報を記憶する代表座標情報記憶部と、当該ピクセル群の前記代表ピクセルのz軸方向の座標情報と該ピクセル群の該代表ピクセル以外のピクセルのz軸方向の座標情報との差であって、前記代表ピクセルとの距離が小さいほど精密に設定された差情報を記憶する差情報記憶部とを有するZバッファ手段と、前記Zバッファ手段のピクセル群についての座標情報及び差情報をデコードして、前記ピクセル群をなす各ピクセルの座標情報を求めるデコード手段と、該デコード手段からの各ピクセルの座標情報を格納する座標情報記憶手段と、前記ピクセル群をなすピクセル各々について、順次、新Z座標情報と前記デコード手段からの座標情報との比較処理を行い、前者が後者より小さい場合に更新指令を発生する比較手段と、前記更新指令に応答して前記更新対象ピクセルの新Z座標情報について前記ピクセル毎の座標情報の内容を更新し、かつエンコード指令を発生する座標情報書替え手段と、前記エンコード指令に応答して、前記ピクセル群毎に、前記座標情報記憶手段の内容を前記代表ピクセルの座標情報と前記差情報とにエンコードして前記Zバッファ手段に格納するエンコード手段とを備えたことを特徴とする画像描画装置。

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