特許
J-GLOBAL ID:200903049091620418
事後解析型衛星測位システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088419
公開番号(公開出願番号):特開平7-294621
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 位置補正方式と擬似距離補正方式の利点を併有するシステムを実現する。【構成】 移動局では測定時刻、測定位置、使用衛星及び測位状態を記録し、基地局では測定時刻、測定生データ、使用衛星及び受信状態を記録する。移動局にて記録した測定位置を基地局に補正する際、基地局では、移動局で測位演算に使用された測位衛星の組み合わせに係る測定生データを使用して(102,104)、位置演算を行う(110)。得られた位置と正確な位置とを比較することにより位置の補正量を求め(112)、求めた補正量を用いて、移動局にて記録した測定位置を補正する(114)。
請求項(抜粋):
移動局及び基地局を有し移動局において記録した情報を基地局に事後収集して解析補正する事後解析型衛星測位システムにおいて、移動局が、複数の測位衛星から選択した所定個数の測位衛星から信号を受信し、受信した信号に基づき自局の位置を測定する手段と、選択した測位衛星、受信した信号に含まれる測位衛星の軌道データの発行時刻を特定する情報、測定した位置及びその測定時刻を一連の測定時刻について記録する手段と、を備え、基地局が、上記複数の測位衛星のうち少なくとも移動局が利用する可能性のある全ての測位衛星からその軌道データを信号として受信すると共に、当該測位衛星から自局までの信号伝搬時間に基づき誤差を含む擬似距離を測定する手段と、軌道データを受信した測位衛星、受信した軌道データ、測定した擬似距離及びその測定時刻を記録する手段と、移動局において記録された測定時刻のうち少なくとも自局において記録された測定時刻と一致する測定時刻について、移動局において選択された測位衛星の軌道データ及び擬似距離に基づき自局の位置を求め、求めた自局の位置を既知である自局の正確な位置と比較して得られる補正量に基づき、移動局において測定された移動局の位置を補正する手段と、を備えることを特徴とする事後解析型衛星測位システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭61-196179
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特開昭62-272172
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