特許
J-GLOBAL ID:200903049094820671

アクリル酸およびそのエステルの製造プロセスからの蒸留残液中に存在する軽質有価物の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346513
公開番号(公開出願番号):特開平8-225486
出願日: 1995年12月12日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】 アクリル酸およびアクリル酸とC1 〜C8 アルコールとのエステルの製造プロセスで生じる蒸留残液中に存在するアクリル酸モノマー、アクリルエステルモノマーおよびアルコールからなる軽質有価物を、上記蒸留残液の熱クラッキングによって回収する方法の改良。【解決手段】 アクリル酸製造プロセスとアクリルエステル製造プロセスとから来る重質蒸留残液1、2の混合物4を触媒を用いずに熱クラッキングR1し、この熱クラッキング中に解離反応で得られる軽質成分を連続的に蒸発させ、この軽質成分を蒸留C1し、凝縮して軽質有価物7を回収し、カラムC1の底部で回収した流れ3を反応器R1へ再循環させ、反応器R1から重質残液6を回収して次段の処理装置9へ送る。
請求項(抜粋):
アクリル酸およびアクリル酸とC1 〜C8 アルコールとのエステルの製造プロセスで生じる蒸留残液中に存在するアクリル酸モノマー、アクリルエステルモノマーおよびアルコールからなる軽質有価物を、上記蒸留残液の熱クラッキングによって回収する方法において、アクリル酸製造プロセスとアクリルエステル製造プロセスとから来る重質蒸留残液の混合物を触媒を用いずに熱クラッキングし、この熱クラッキング中に解離反応で得られる軽質成分を連続的に蒸発させ、この軽質成分を蒸留し、凝縮して上記の軽質有価物を回収することを特徴とする方法。
IPC (5件):
C07C 57/055 ,  C07C 57/07 ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/54
FI (5件):
C07C 57/055 A ,  C07C 57/07 ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/54 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-055614

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