特許
J-GLOBAL ID:200903049095883081

光ディスク信号再生方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189276
公開番号(公開出願番号):特開平6-036290
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 記録信号がアナログやRLL符号等の信号であってもクロストーク,符号間干渉等がキャンセルされ、より高密度記録化された光ディスクを再生可能にする。【構成】 隣接する複数のトラックの記録信号を読み取り、可変フィルタにより読取り信号を隣接トラックへのクロストークに相当する信号に変換し、読取り信号に含まれるクロストークをキャンセルして信号再生を行う光ディスク信号再生方式。読取り信号の信号パワーを計算しその信号パワーを用いて可変フィルタのフィルタ係数を算出する。その算出したフィルタ係数により読取り信号の信号データ列を作成し、その信号データ列間の相関係数を算出する。算出した相関係数が最小値となるように、信号パワーを更新してフィルタ係数の再計算を行い繰り返す。相関計数が最小となるフィルタ係数を前記可変フィルタに設定する。
請求項(抜粋):
隣接する複数のトラックの記録信号を読み取り読取り信号を出力する信号読取り手段と、前記読取り信号を隣接トラックへのクロストークに相当する信号に変換する可変フィルタとを備え、クロストークをキャンセルした再生信号を生成する光ディスク信号再生方式であって、前記読取り信号をそれぞれサンプリングする第1のステップと、サンプリングした前記読取り信号の信号パワーを計算し、その信号パワーを用いて前記可変フィルタのフィルタ係数を算出する第2のステップと、前記フィルタ係数を用いて、サンプリングした前記読取り信号に含まれるクロストークの除去処理を行い、それぞれのトラックの読取り信号のデータ列を作成する第3のステップと、前記データ列間の相関係数を算出する第4のステップと、前記算出した相関係数が最小値であるか否かを判定し、最小値でないときに前記第2のステップからの処理を前記フィルタ係数を再計算して繰り返す第5のステップと、前記第5のステップにおける相関係数の判定が最小値であるときに、前記可変フィルタに前記フィルタ係数を設定する第6のステップと、を有することを特徴とする光ディスク信号再生方式。
IPC (2件):
G11B 7/00 ,  G11B 20/24

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