特許
J-GLOBAL ID:200903049096797774

光造形物の洗浄剤および洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-174115
公開番号(公開出願番号):特開2001-354996
出願日: 2000年06月09日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】【課題】 光造形物の表面に付着している未硬化の樹脂液を確実に除去することができ、かつ、光造形物に変形や強度低下などを発生させない洗浄剤および洗浄方法の提供。【解決手段】 本発明の洗浄剤は、下記の条件〔I〕〜〔II〕を具備する。条件〔I〕:特定のアクリレート系樹脂液を光硬化させて得られる試験片を、23°Cの温度条件下で12時間洗浄剤中に浸漬したときに、当該試験片の膨潤率が10重量%以下であること。条件〔II〕:洗浄剤30mLに前記樹脂液5mLを添加し、この系を1分間振盪したときに、当該洗浄剤中に当該樹脂液が溶解または分散されること。本発明の洗浄方法は、本発明の洗浄剤を使用して、光造形物の表面に残留する未硬化の樹脂液を洗浄除去することを特徴とする。
請求項(抜粋):
光造形物の表面に残留する未硬化の樹脂液を洗浄除去するために使用する洗浄剤であって、下記の条件〔I〕および条件〔II〕を具備することを特徴とする洗浄剤。条件〔I〕:下記の構造式Aで示されるポリプロピレングリコールジアクリレート50重量部と、下記の構造式Bで示されるメトキシトリプロピレングリコールアクリレート47重量部と、光開始剤として1-ヒドロキシ-シクロヘキシル-フェニルケトン3重量部とを含有する樹脂液を光硬化させて得られる試験片を、23°Cの温度条件下、前記洗浄剤中に12時間浸漬したときに、当該試験片の膨潤率が10重量%以下であること。【化1】【化2】条件〔II〕:前記洗浄剤30ミリリットルに前記樹脂液5ミリリットルを添加し、この系を1分間振盪したときに、当該洗浄剤中に当該樹脂液が溶解または分散されていること。
IPC (6件):
C11D 7/26 ,  B29C 67/00 ,  C11D 7/50 ,  C11D 7/60 ,  B29K 33:00 ,  B29K101:00
FI (6件):
C11D 7/26 ,  B29C 67/00 ,  C11D 7/50 ,  C11D 7/60 ,  B29K 33:00 ,  B29K101:00
Fターム (18件):
4F213AA21 ,  4F213AA44 ,  4F213AM32 ,  4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL02 ,  4F213WL12 ,  4F213WL55 ,  4F213WL67 ,  4F213WL87 ,  4F213WL92 ,  4F213WL93 ,  4H003BA12 ,  4H003DA12 ,  4H003DC04 ,  4H003ED29 ,  4H003ED32 ,  4H003FA15

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