特許
J-GLOBAL ID:200903049110774367

適応雑音低減型の音声入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-239044
公開番号(公開出願番号):特開平6-067692
出願日: 1992年08月14日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 適応雑音低減型の音声入力装置において、希望音声の低減を防止して、低減対象の不要音のみを低減する。【構成】 音声入力方向に応じて互いに逆相の2相の出力信号が得られる参照入力用マイクロホン21を、希望音声を収音する主要入力用マイクロホン11の出力信号とは逆相の出力信号が得られる音声入力方向を希望音声の到来方向に配する。参照入力用マイクロホンからの音声信号から不要信号に近似する信号を適応フィルタ手段24で形成し、その信号を、減算手段15で、主要入力用マイクロホンからの音声信号から減算する。減算手段15の出力パワーが最小化されるように適応フィルタ手段24を調整するが、係数乗算器に供給する加重係数Wk が、常にWk ≧0となるように適応フィルタ手段24の動作を制限する。
請求項(抜粋):
希望音声を収音して一の位相の出力信号が得られる第1のマイクロホンと、音声入力方向に応じて互いに逆相の2相の出力信号が得られ、前記第1のマイクロホンの出力信号とは逆相の出力信号が得られる音声入力方向を上記希望音声の到来方向に配した第2のマイクロホンと、係数乗算器を含み、上記第2のマイクロホンからの音声信号が供給される適応フィルタ手段と、この適応フィルタ手段の出力信号を上記第1のマイクロホンの音声信号から減算する減算手段と、この減算手段の出力パワーが最小化されるように上記適応フィルタ手段を調整する手段と、上記係数乗算器に供給する加重係数Wk が、常にWk ≧0となるように上記適応フィルタ手段の動作を制限する手段とを備えた適応雑音低減型の音声入力装置。
IPC (5件):
G10L 3/02 301 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00 ,  H04R 1/40 320 ,  H04R 3/00 320

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