特許
J-GLOBAL ID:200903049117495250

内燃機関のバルブ特性制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-000181
公開番号(公開出願番号):特開平10-196418
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】各気筒群毎に設けられた複数のバルブ特性変更装置を有する内燃機関において、各バルブ特性変更装置の制御速度差に起因した各気筒群間での燃焼状態の不均一化の低減を図る。【解決手段】左右各バンク3,4に設けられたカムプーリアッシィ7,8に連通する分岐油路11A,11Bのうち、特定の分岐油路11Aに抵抗部を設ける。これにより、分岐油路11Aの作動油圧が他方の分岐油路11Bのそれよりも小さくなる。そして、当該分岐油路11Aに設けられた油圧センサ41Aの検出値が所定値以下の場合には、両バルブタイミング機構の作動を禁止する。従って、制御中に特定のバルブタイミング機構が作動しないという不具合を回避することができる。或いは、両分岐油路11A,11Bの作動油圧を検出し、そのいずれか一方でも所定値以下となっている場合には、両バルブタイミング機構の作動を禁止する。この場合は抵抗部は不要となる。
請求項(抜粋):
複数の気筒群を有する内燃機関において、各気筒群のバルブ開閉特性を変更すべく各気筒群毎に設けられ、同一の油圧源からの油圧によって作動する複数のバルブ特性変更装置を有する内燃機関のバルブ特性制御装置であって、前記複数のバルブ特性変更装置のうち、特定のバルブ特性変更装置に対する油圧経路に、該油圧経路内の供給油圧を他のバルブ特性変更装置に対する油圧経路内の供給油圧よりも小としうる抵抗部を設け、かつ、前記特定のバルブ特性変更装置側を基準に前記各バルブ特性変更装置の制御演算を行う制御演算手段を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02B 75/22
FI (3件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 Z ,  F02B 75/22 D

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