特許
J-GLOBAL ID:200903049126303755

盛土の造成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042200
公開番号(公開出願番号):特開平9-209364
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 盛土材料の締め固めのみの盛土強度による安定勾配よりも急勾配の法面をもつ高い盛土を造成可能とする。【解決手段】 盛土層E1の上面に、シース管2に挿通された引張材1と、その外端1aに移動自在に差し込まれた法面ブロック3と、引張材1の内端1bに一体化される定着部4とを有するアンカーA1を、法面ブロック3が盛土層E1の法面E1sの外側に位置するように配置して定着部4を盛土層E1内の想定すべり面より奥の安定地盤部に定着し、盛土層E1の上に所定層厚の盛土層E2を盛り立てることによってアンカーA1を埋設し、引張材1の外端1aに設けた締付金具5で法面ブロック3を法面E1s,E2sに締め付け圧接させて引張材1に所要の緊張力を与える。この一連の造成作業を繰り返して所要高さの盛土を造成する。
請求項(抜粋):
平面方向の端部に斜面を有する所定層厚の盛土層の上面に、シース管に挿通された引張材とその外端に差し込まれる法面ブロックからなるアンカーを、前記法面ブロックが前記法面の外側に位置する状態に配置すると共に前記引張材の内端を前記盛土層内の想定すべり面より奥の安定地盤部に定着する工程と、前記盛土層の上に盛土材料を撒き出し締め固めて前記盛土層の法面と連続した法面を有する所定層厚の盛土層を盛り立てることにより前記アンカーを埋設する工程と、前記引張材の外端に設けた締付金具で法面ブロックを前記法面に締め付け圧接させることにより前記引張材に所要の緊張力を与える工程と、からなる造成作業を所定回数繰り返すことを特徴とする盛土の造成方法。

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