特許
J-GLOBAL ID:200903049129342808

重荷重用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309502
公開番号(公開出願番号):特開平10-147117
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】カーカスの折返し部外端部の剥離を防止しビード部の耐久性の向上を図る。【解決手段】ビードコア5を内から外へ折返す折返し部6bを設けたカーカス6と折返し部の外側に配されるビード補強層9を具え、ビード補強層は、ビードコアの半径方向内方のビード部内部に位置する内端縁Dと、カーカスの外端縁Eと高さ方向に5〜20mmの距離Mを隔てる外端縁Fとの間に配設している。又、カーカス、ビード補強層の前記各外端縁E、Fには、各外端縁を包む硬質ゴムからなるキャップ部材11を設けるとともに、カーカスのキャップ部材11Aの内片13Aの長さa1よりも外片14Aの長さa2を小としている。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部に至る本体部にビードコアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返す折返し部を設けたラジアル構成のプライからなるカーカスと、前記カーカスの折返し部の外向き面に沿って配され、かつスチールコードを並列したプライからなるビード補強層を具えるとともに、正規リムに嵌着しかつ正規内圧を加えた正規状態において、前記カーカスの折返し部の半径方向外端縁EのビードベースラインLからの高さPは、前記リムの前記ビードベースラインLからのフランジ高さHに対して1.5倍以上かつ3.5倍以下であるとともに、前記ビード補強層は、ビードコアのタイヤ軸方向最内端と最外端を結ぶ線分Nの半径方向内方のビード部内部の内端縁と、カーカスの前記外端縁Eに対して半径方向に5mm以上かつ20mmの距離を隔てる外端縁Fとの間に配設され、しかも、カーカスの折返し部の外端部とビード補強層と外端部とは、それぞれの外端縁E、Fから半径方向外方にのびる基片と、この基片に接続されカーカス又はビード補強層の内向き面に沿って半径方向内方にのびる内片と、前記基片に接続されカーカス又はビード補強層の外向き面に沿って半径方向内方にのびる外片とを具えかつJISA硬度が75〜85度の硬質ゴムからなるキャップ部材によって覆われるとともに、少なくともカーカスの折返し部に配されるキャップ部材は、、前記内片の長さa1が20mm以上かつ60mm以下、外片の長さa2は5mm以上かつ30mm以下、しかも外片の長さa2を内片の長さa1よりも小とするとともに、基片の長さbを0.5mm以上かつ30mm以下とした重荷重用ラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 15/00
FI (3件):
B60C 15/06 C ,  B60C 15/06 F ,  B60C 15/00 A

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