特許
J-GLOBAL ID:200903049133911175

目標位置局限方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145291
公開番号(公開出願番号):特開平10-332818
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 目標からの放射音及び反響音を受信するソーナー装置に、小規模なハードウェアとソフトウェアの追加によって目標の位置局限機能を実現できるような目標位置局限方法。【解決手段】 送信信号を音響波として水中に放射し、目標からの反射波を受波し(1)、これを整相して指向性を持つビーム信号に形成し(2)、このビーム信号を#1周波数分析器(3)が一定時間の窓幅で周波数分析し、この周波数分析結果の蓄積データを用い#2周波数分析器(4)が所定の周波数分析幅による周波数分析を行い、この結果を表示する(5)と共に、#1周波数分析器(3)の周波数分析結果と前記送信信号のレプリカ信号(6)との相関処理を行い(7)、この相関処理結果の信号値が所定の閾値を越える場合に、この信号を目標からのエコー信号であると判定し、このエコー信号の方位と距離を推定して(8)、目標の位置を局限する方法。
請求項(抜粋):
目標からの放射音及び反響音を受信するソーナー装置における目標位置局限方法において、送信信号を音響波に変換して水中に放射し、目標からの反射波を複数の各受波素子が受波してそれぞれ受信信号に変換して出力し、この複数の受信信号を整相して指向性を持つビーム信号を形成し、このビーム信号を第1の周波数分析手段によって一定時間の窓幅で周波数分析し、この周波数分析結果を一旦記憶し、この記憶情報を用いて第2の周波数分析手段によって各周波数成分毎に設定された周波数分析幅による周波数分析を行い、この周波数分析結果を表示できるように出力すると共に、前記第1の周波数分析手段による周波数分析結果と前記送信信号のレプリカ信号との相関処理を行い、この相関処理結果の信号値が所定の閾値を越える場合に、この信号を目標からのエコー信号であると判定し、このエコー信号の伝搬所要時間に基づく距離と前記ビーム信号の指向性に基づく方位により目標の位置を局限することを特徴とする目標位置局限方法。
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平3-242586
  • ソーナー受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-041517   出願人:日本電気エンジニアリング株式会社
  • ソーナー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-265981   出願人:日本電気株式会社
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