特許
J-GLOBAL ID:200903049137059597

金属ストリップ連続鋳造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-255190
公開番号(公開出願番号):特開平11-156493
出願日: 1998年09月09日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 操業中の摩擦源を最少にし且つ鋳造前にロール偏寄力を予負荷する新規なロール偏寄システムを備えた金属ストリップ連続鋳造装置を提供する。【解決手段】 少くとも鋳造ロールの一方を他方に対し接近・離反動し得るよう一対の可動ロールキャリアに取付け、その接近・離反動を制限する調節可能な止め手段を設け、ロールキャリアの各々に個別に作用して一方のロール全体を他方のロールの方へ偏寄させる一対のロール偏寄装置110を設け、このロール偏寄装置110を、対応するロールキャリアに接続された推力伝達構造(推力ロッド構造122)と、設定位置を有する推力反動構造(ばね反力プランジャ121)と、これらの間に作用して推力伝達構造に推力を働かせ且つ止め手段により課された制限に抗して対応するロールキャリアを内方へ偏寄させる推力手段(偏寄ばね112)とにより構成する。
請求項(抜粋):
相互間にロール間隙を形成する一対の平行な鋳造ロールと、溶融金属をロール間隙に供給して該ロール間隙直上の鋳造ロール表面に支持された溶融金属鋳造溜めを形成する金属供給手段と、ロール間隙端から流出しないよう溶融金属を鋳造溜め内に囲込む溜め囲込み手段と、鋳造ロールを相互方向に回転駆動してロール間隙から下方に供給される凝固金属ストリップを製造するロール駆動手段とから構成した金属ストリップ連続鋳造装置において、少くとも一方の鋳造ロールを該一方の鋳造ロール全体が他方の鋳造ロールに対し接近・離反動し得るよう一対の可動ロールキャリアに取付けると共に、前記他方の鋳造ロールに対して前記一方の鋳造ロール全体が内方へと動くのを制限する調節可能な止め手段を設け、前記一対の可動ロールキャリアの各々に対し個別に作用して前記一方の鋳造ロール全体を前記他方の鋳造ロールの方へと内方に偏寄させる一対のロール偏寄装置を設け、該各ロール偏寄装置を、対応するロールキャリアに接続された推力伝達構造と、設定位置を有する推力反動構造と、該推力反動構造と前記推力伝達構造との間に作用して前記推力伝達構造に推力を働かせ且つ前記止め手段により課された制限に抗して前記推力伝達構造と対応するロールキャリアを内方へ偏寄させる推力手段とにより構成したことを特徴とする金属ストリップ連続鋳造装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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