特許
J-GLOBAL ID:200903049145116478

梁のたわみを制御するライズ可調節型外側PC鋼材工法及びこの工法に使うPC鋼材の可動支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058962
公開番号(公開出願番号):特開平11-241507
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】梁に作用する荷重に応じてPC鋼材のライズを容易に変更できる梁のたわみを制御するライズ可調節型外側PC鋼材工法を提供する。【解決手段】梁12の中間部分の一方又は両方の側面に、少なくとも一個のPC鋼材16の可動支持装置20を設け、梁12が接合されている柱又は該柱の近傍の梁或は床にそれぞれ端固定具を取付け、可動支持装置の梁の成方向に移動可能なガイド21と床13の下面との間にジャッキ23を設け、ジャッキ23の作動によりガイド21と床13の下面と間の間隔を梁12に作用する荷重に対応した値に調節し、長いPC鋼材16をガイド21の受け部21a1及び端固定具の受け部に係合させ、PC鋼材に緊張力を導入して、PC鋼材の端の部分を端固定具に固定し、PC鋼材に緊張力が導入された状態を維持させる。【効果】倉庫等のような積載荷重の変動が大きい大スパン構造体の梁のたわみを適切に制御することができる。
請求項(抜粋):
間隔をおいて構築された複数本の柱と、各柱間に構築されかつその端が前記柱に結合された梁と、該梁の上側に構築されかつ前記梁に結合された床とを備えた鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造の構造体の梁のたわみを制御する方法において、柱間に位置する梁の中間部分の一方又は両方の側面に、少なくとも一個のPC鋼材の可動支持装置を設け、梁が接合されている柱又は該柱の近傍の梁或は床にそれぞれ端固定具を設け、前記可動支持装置のガイドを梁の成方向に移動可能とし、前記ガイドのPC鋼材の受け部と前記端固定具の受け部との梁の成方向の間隔を前記梁に作用する荷重に対応した値に調節して、前記ガイドを梁に対して固定し、PC鋼材の中間の部分を前記ガイドの受け部に係合させかつその端を端固定具に係合させ、PC鋼材の端を引っ張ってPC鋼材に緊張力を導入して、PC鋼材の端部を端固定具に適宜のやり方で固定し、PC鋼材に緊張力が導入された状態を維持させることを特徴とする梁のたわみを制御するライズ可調節型外側PC鋼材工法。
IPC (2件):
E04G 21/12 104 ,  E04B 5/43
FI (2件):
E04G 21/12 104 F ,  E04B 5/43 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭49-029845
  • PC構造物の構築方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-228966   出願人:株式会社ピー・エス
審査官引用 (2件)
  • 特公昭49-029845
  • PC構造物の構築方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-228966   出願人:株式会社ピー・エス

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