特許
J-GLOBAL ID:200903049145146504

反射防止膜、反射防止フィルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光来出 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251653
公開番号(公開出願番号):特開平7-168006
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 最表面から透明基板に向けて、屈折率が段階的に増加するよう変化した反射防止膜および反射防止フィルムを提供する。【構成】 透明基材フィルム上に、直接又は中間層を介して、超微粒子層を形成する。この超微粒子層の形成には、バインダー樹脂を含まない超微粒子の分散液を塗布してもよいし、また、超微粒子の表面を露出させるような表面張力の弱いバインダー樹脂を有する超微粒子の分散液を塗布してもよい。得られた塗膜は、その表面にバインダー樹脂の被膜の無い超微粒子が完全に露出し、空気と超微粒子が混在している凹凸の最表層を形成する。反射防止膜の層構成は、バインダー樹脂を用いた例では、この膜と接している空気層1、この膜の最表層である超微粒子・空気混在層2、続いて超微粒子層3、続いて最下層の超微粒子・バインダー混在層4からなり、屈折率が表面から基板に向けて段階的に傾斜して増加している。したがって、効果的に光の反射を防止することができる。
請求項(抜粋):
(1)超微粒子が完全に露出して凹凸状表面となっている空気と超微粒子が混在した最表層の部分、及び該最表層に続く超微粒子からなる部分から構成された反射防止膜であり、且つ、(2)前記超微粒子の屈折率は、その反射防止膜が適用される基材フィルムの屈折率と同等若しくはそれよりも小さい屈折率を持ち、(3)その反射防止膜は、最表層から下部に向かって次第にその屈折率が明確に増大していることを特徴とする反射防止膜。
IPC (5件):
G02B 1/11 ,  B05D 5/06 ,  B05D 7/24 303 ,  B32B 9/00 ,  B32B 27/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-150501
  • 低反射透明体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-179356   出願人:ワシ興産株式会社
  • 超微粒子膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-088579   出願人:株式会社日立製作所
全件表示

前のページに戻る