特許
J-GLOBAL ID:200903049149103834

分別塗布による木質積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 良博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-180552
公開番号(公開出願番号):特開平9-011403
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】主剤と硬化剤とを事前に混合してなるレゾルシノ-ル系樹脂接着剤は、常温下での糊液の硬化が遅く、長時間の圧締を必要とし、接着性も良くない。更に、硬化促進剤を混合した三成分の糊液とすると、短時間でゲル化してしまい、可使時間が極端に短くなり、接着性も良くない。主剤と硬化剤との分別塗布を行うと、長時間の圧締を必要とし、接着力の安定性に欠け、接着層から滲出しが起る。【構成】主剤と硬化剤とを混合してなる糊液と硬化促進剤とを分別塗布し、主剤、硬化剤および硬化促進剤とからなる接着層を形成し接着を行う。【効果】レゾルシノ-ル系樹脂接着剤を使用する場合の各種の欠点を解消でき、常温下での硬化性に優れ、圧締中の時間を短縮し、短時間での解圧が可能で、それにもかかわらず、優れた接着力を発揮するので、レゾルシノ-ル系樹脂接着剤を使用する場合の生産性を著しく向上させることができる。
請求項(抜粋):
二液型木材用接着剤を構成する主剤成分と硬化剤成分とを混合してなる糊液と硬化促進剤とをそれぞれ個別に同一の木質材に分別塗布し、当該分別塗布後の各木質材の複数枚を積層圧締して当該積層圧締に基づく圧締混合により前記主剤成分、硬化剤成分および硬化促進剤とからなる接着層を形成し接着を行うことを特徴とする分別塗布による木質積層体の製造方法。
IPC (3件):
B32B 21/08 ,  B27D 1/04 ,  C09J161/06 JES
FI (3件):
B32B 21/08 ,  B27D 1/04 K ,  C09J161/06 JES
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平4-079709
  • 特開平1-114425

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