特許
J-GLOBAL ID:200903049150580301

リオーダバッファの管理方法及びプロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-002141
公開番号(公開出願番号):特開2002-207595
出願日: 2001年01月10日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 リオーダバッファ等を使用してout-of-order実行を行うプロセッサにおいて、リオーダバッファを効率良く使用する。【解決手段】 演算ユニット3、ストアユニット4、ロードユニット5等の各機能ユニットは、リオーダバッファ6のエントリ番号(WRB番号)を用いて、当該エントリに格納された命令の自ユニットにおける処理の終了をリオーダバッファ6に通知する。但し、ロードユニット5は、発行されたロード命令の最新の投機状態を分岐ユニット2から出力される分岐予測成功/失敗信号に基づいて管理し、分岐予測が失敗した分岐命令の後続のロード命令についてはその処理が終了してもWRB番号によるリオーダバッファ6への通知は行わない。これにより、リオーダバッファ6は、分岐予測が失敗した分岐命令の後続のロード命令を格納してあるエントリを即再利用することができる。
請求項(抜粋):
分岐予測によりプログラムの流れを予測し、プログラム中の命令列から次に実行可能な命令を探し出し、予測と命令の依存関係に基づいて命令を投機的に実行するout-of-order実行プロセッサであって、実行結果の書き戻しをプログラムの順番にするためのリオーダバッファを有し、前記リオーダバッファのエントリ番号であるWRB番号を用いて演算ユニット、分岐ユニット及びロードユニット等の各機能ユニットから命令の終了を前記リオーダバッファに通知するようにしたプロセッサにおけるリオーダバッファの管理方式において、前記ロードユニットに、自ユニットに対して発行されたロード命令の最新の投機状態を前記分岐ユニットから出力される分岐予測成功/失敗信号に基づいて管理し、分岐予測が失敗した分岐命令の後続のロード命令についてはその処理が終了しても当該ロード命令のWRB番号による前記リオーダバッファへの通知を抑止する管理手段を設け、前記リオーダバッファは、分岐予測が失敗した分岐命令の後続命令を格納してあるエントリを該エントリのWRB番号による終了通知を待たずに新たな命令の格納に再利用することを特徴とするリオーダバッファの管理方法。
IPC (3件):
G06F 9/38 310 ,  G06F 9/38 330 ,  G06F 9/38 350
FI (3件):
G06F 9/38 310 F ,  G06F 9/38 330 A ,  G06F 9/38 350 B
Fターム (3件):
5B013AA12 ,  5B013BB01 ,  5B013CC08

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