特許
J-GLOBAL ID:200903049151672323
適応等化システムおよび方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷 義一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138629
公開番号(公開出願番号):特開平6-104692
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 使用される伝送経路の特性に影響されない適応等化システムおよび方法を提供する。【構成】 適応等化システムはDCEのベースバンド回線の等化を可能にし、その係数を係数セットアップ・ブロックの適応アルゴリズムに従って調整するための適応フィルタ(319)を備えている。等化器(312)は、再帰的プロセスの収束に応じて、初期フェーズ期間に適応モードまたは非適応モードで動作する手段を有する。アルゴリズムは、等化信号が事前定義の収束インターバルの1つに属するかどうかに応じてスイッチ(315)によりトリガされる。この予備的期間の後、ブロック(314)の残留誤差の平均二乗が適応プロセスの収束を保証するのに十分に小さいと判断されると、スイッチ(313)を介してアルゴリズムは連続モードで計算される。
請求項(抜粋):
通信回線の等化を可能にする適応等化システムであり、該システムは較正器(311)と、あらかじめ定めた適応アルゴリズム(307)に従ってその係数を適応させることのできる適応フィルタ(319)と、データ回復のためのしきい値判断デバイス(305)とを含む適応等化システムにおいて、さらに、前記等化器用の初期係数セット(hint)をストアしておくための手段(310)と、前記ストアした初期係数を前記適応フィルタ(319)にロードし、前記適応等化を開始するための手段(309)と、適応フィルタの出力に現れた等化信号(317)が収束インターバルと名づけたいくつかの事前定義値範囲のひとつに含まれるとき、前記アルゴリズムをトリガし、フィルタ係数(307)を更新することによって等化を適応モードで処理する手段であって、前記インターバルは適応プロセスの収束を確実に行うような形で選択されるようにした手段(315)と、適応フィルタの出力に現れた等化信号(317)が前記事前設定収束インターバルのひとつに含まれてないとき、フィルタ係数(307)を更新することなく等化を非適応モードで処理する手段(315)とを備えたことを特徴とする適応等化システム。
IPC (4件):
H03H 17/00
, H03H 17/02
, H03H 21/00
, H04B 3/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特公昭59-027552
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特開昭60-083414
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