特許
J-GLOBAL ID:200903049151954981

燃料冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-039175
公開番号(公開出願番号):特開平7-224731
出願日: 1994年02月14日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 車速に依存せずに安定した冷却効果を有し、維持コストも低減される燃料冷却装置の提供。【構成】 第1のゼオライト反応槽で高温化された乾燥空気が第1の熱交換器13で低温乾燥空気にされ、この空気と燃料とが、潜熱熱交換器15に供給されて燃料が気化熱の吸収により冷却され、潜熱熱交換器15を通過した空気が、第1のゼオライト反応槽に戻されるように第1のゼオライト反応槽、第1の熱交換器13及び潜熱熱交換器15で形成された燃料冷却循環流路と、第2のゼオライト反応槽に第2の熱交換器3で温度調整した外気を流入し、第2のゼオライト反応槽を乾燥する活性化流路と、活性化流路で活性化されたゼオライト反応槽を、第1のゼオライト反応槽として燃料冷却循環流路に切換挿入し、燃料冷却循環流路で使用され加湿したゼオライト反応槽を、第2のゼオライト反応槽として活性化流路に切換挿入するように切換制御を行う切換制御手段とを設けてある。
請求項(抜粋):
複数のゼオライト反応槽と潜熱熱交換器とを備え、車両のエンジンに供給する燃料と、乾燥活性化されたゼオライト反応槽の吸湿発熱反応で得られる乾燥空気とを、前記潜熱熱交換器に供給し、該潜熱熱交換器内の水分が前記乾燥空気に吸湿されて気化熱を奪うことにより前記燃料を間接的に冷却する燃料冷却装置であり、第1のゼオライト反応槽で高温化された乾燥空気が第1の熱交換器で温度調整され、この温度調整された空気と前記燃料とが、前記潜熱熱交換器に供給されて前記燃料が冷却され、前記潜熱熱交換器を通過した空気が、前記第1のゼオライト反応槽に戻されるように、前記第1のゼオライト反応槽、前記第1の熱交換器及び前記潜熱熱交換器が、互いに直列に接続されて形成された燃料冷却循環流路と、第2のゼオライト反応槽に第2の熱交換器で温度調整した外気を流入させて、前記第2のゼオライト反応槽を乾燥する活性化流路と、前記活性化流路で乾燥活性化されたゼオライト反応槽を、前記第1のゼオライト反応槽として、前記燃料冷却循環流路に切換挿入し、前記燃料冷却循環流路で使用されて加湿されたゼオライト反応槽を、前記第2のゼオライト反応槽として前記活性化流路に切換挿入するように、前記複数のゼオライト反応槽を選択して切換制御を行う切換制御手段とを有することを特徴とする燃料冷却装置。
IPC (3件):
F02M 31/20 ,  F25B 17/08 ,  F28D 5/00

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