特許
J-GLOBAL ID:200903049157847885

乱流燃焼解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-096866
公開番号(公開出願番号):特開2002-295830
出願日: 2001年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 乱流燃焼解析の精度を向上させる。【解決手段】 温度、物質濃度、化学反応種の関数としての化学反応速度Rkのモデル式と、流れ速度、温度、濃度の関数としての乱流混合速度Rmのモデル式とを用いて、乱流燃焼速度Rのモデル式を、1/R = (1/(pn1×Rk))+(1/(pn2×Rm))として定義する(pは圧力、n1、n2は定数)。これにより、化学反応速度Rkと乱流混合速度Rmとに対する圧力の影響を乱流燃焼速度Rに反映させることができ、高圧下のダムケラー数が1に近い乱流燃焼解析精度が向上する。
請求項(抜粋):
温度、物質濃度、化学反応種の関数として化学反応速度Rkのモデル式を定義し、流れ速度、温度、濃度の関数として乱流混合速度をRmのモデル式を定義し、更に、上記定義された化学反応速度Rkと乱流混合速度Rmとの関数として乱流燃焼速度Rのモデル式を定義し、与えられた境界条件から、所定の点の前記化学反応速度Rkと乱流混合速度Rmとのモデル式を用いて化学反応速度Rkと乱流混合速度Rmとを算出し、算出されたRkとRmとを用いて、前記乱流燃焼速度Rを算出し、算出された乱流燃焼速度Rに基いて、隣接する点の境界条件を算出する乱流燃焼の数値解析方法であって、前記乱流燃焼速度Rのモデル式は、圧力に基いて、少なくとも前記算出された乱流混合速度Rmを補正する補正項を含む事を特徴とする、乱流燃焼解析方法。

前のページに戻る