特許
J-GLOBAL ID:200903049167925167

平板型固体電解質燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-214442
公開番号(公開出願番号):特開平6-060888
出願日: 1992年08月12日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 平板型固体電解質燃料電池において、従来構造における、燃料ガスと酸素ガスのガスシール不良による発電効率低下の問題及び交差型セル・モジュールに起因して発生する熱歪の問題を改善して、高効率・高信頼性を得る。【構成】 酸素極1を多数の孔を有する有底形直方体とし、有底形直方体の片面にガス不透過膜の固体電解質2の膜を形成し、他の片面をガス不透過膜のインタコネクター4の膜で覆って、単セル5とする。この構造により、ガスシール処理なしに酸素極1内部に供給される酸素ガスと有底形直方体の外部に供給される燃料ガスとの混合が起こらないようにし、発電効率の低下を防止する。また、孔の上部の開口部6から酸素ガス供給管7を挿入し、酸素極1面上の酸素ガスと固体電解質2上に形成される燃料極3上の燃料ガスの気流の向きを互いに同一方向として、セル発電部の熱分布を均一化し、応力歪を改善して信頼性を高める。
請求項(抜粋):
燃料極,固体電解質,酸素極よりなる平板型固体電解質燃料電池において、酸素極が、上面に多数の開口部を有する中空状の孔を形成してある有底形直方体であり、該有底形直方体の片面に前記固体電解質,前記燃料極を形成し、それと反対の一方の片面および底部,側部の面にインタコネクターの緻密膜を形成した単セル構造体を構成していることを特徴とする平板型固体電解質燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12

前のページに戻る