特許
J-GLOBAL ID:200903049172293020

スペクトラム拡散通信用受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254391
公開番号(公開出願番号):特開平8-097748
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】受信機における逆拡散のための正確な符号列と位相をもつ拡散符号を得ること。【構成】遅延検波器2 はスペクトラム拡散された信号S1から拡散符号S2を再現する。ディジタル相関器4 は再現された拡散符号S2と参照拡散符号S3とのビット毎の照合を実行し2つの符号の相関値を演算する。自己相関値が所定のしきい値を越えた時は、再現された拡散符号と参照拡散符号とが一致したことを意味している。このタイミングにより再現された拡散符号の位相、従って、スペクトラム拡散された受信信号の位相が判別できる。乗算器8 はスペクトラム拡散された受信信号と拡散符号発生器6 の出力する参照拡散符号S3と同じ符号列をもつ拡散符号S5とを位相同期させて入力して、ビット毎に乗算演算を行いスペクトラムを逆拡散することにより、拡散前の変調信号を出力する。
請求項(抜粋):
直接拡散方式によりスペクトラム拡散された信号を復調する受信機において、直接拡散されたスペクトラム拡散信号を入力し拡散符号を再現する遅延検波器と、前記遅延検波器から出力される拡散符号を入力して、予め記憶された参照拡散符号との相関値を、それらの対応関係を1ビットづつ推移させて演算するディジタル相関器と、前記ディジタル相関器の出力する相関値が予め設定されたしきい値を越える時に位相同期させた前記参照拡散符号を、順次、出力する拡散符号発生器と、前記拡散符号発生器から、順次、出力される前記参照拡散符号と、順次、受信された前記スペクトラム拡散信号とを、前記参照拡散符号の各ビットに同期させて、順次、掛け合わせる乗算器と、前記乗算器の出力する信号を入力して、情報信号の復調を行う情報復調器ととを有することを特徴とするスペクトラム拡散通信用受信機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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