ポリプロピレン共重合体、それを含む組成物及びその製法

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (4件)：長谷川一 , 松田寿美子 , 近藤久美 , 南野雅明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-043357
公開番号（公開出願番号）：特開2004-269872
出願日： 2004年02月19日
公開日（公表日）： 2004年09月30日
要約：

【課題】結晶性プロピレン系重合体に対して密着性に優れ、かつ溶解性、極性樹脂との相溶性にも優れたプロピレン共重合体、その製法並びに該プロピレン共重合体を含む組成物を提供する。【解決手段】 (1)13C-NMRスペクトル測定で規定される所定の要件及び(2)示差走査熱量計による100°C以下の融点[Tm]、又は5J/g未満の結晶融解熱を有するプロピレン系重合体から誘導される重合体主鎖(A)と、主鎖と異なる重合体鎖(B)を含有する側鎖を有し、且つ(A)/(B)の重量比が20/1〜1/20の範囲であることを特徴とするポリプロピレン共重合体、該共重合体を含む組成物並びに該共重合体の製法。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

下記特性(1)及び(2)を有するプロピレン系重合体から誘導される重合体主鎖(A)と、主鎖と異なる重合体鎖(B)を含有する側鎖を有し、且つ(A)/(B)の重量比が20/1〜1/20の範囲であることを特徴とするポリプロピレン共重合体。 (1)13C-NMRにて、頭-尾結合からなるプロピレン単位連鎖部のメチル基の炭素原子に由来するピークを観測し、mmmmで表されるペンタッドに帰属されるピークのピークトップのケミカルシフトを21.8ppmとした際に、19.8ppmから22.2ppmに現れるピークの総面積Sに対する、21.8ppmをピークトップとするピークの面積S1の比率(S1/S)が20%以上、60%以下であり、かつ約21.5〜21.7ppmをピークトップとするピーク(mmmr)の面積をS2としたとき4+S1/S2>5であること (2)プロピレン系重合体の示差走査熱量計によって測定した融点[Tm]が100°C以下であるか、または結晶融解熱が5J/g以上を示さないこと

IPC (6件)：

C08F290/12 , C08F8/46 , C08F255/02 , C08G81/02 , C09D123/26 , C09D151/00

FI (6件)：

C08F290/12 , C08F8/46 , C08F255/02 , C08G81/02 , C09D123/26 , C09D151/00

Fターム (58件)：

4J026AA13 , 4J026BA25 , 4J026BB01 , 4J026DA17 , 4J026DB02 , 4J026DB15 , 4J026EA08 , 4J026EA10 , 4J026FA08 , 4J026GA08 , 4J027AA08 , 4J027AJ01 , 4J027BA06 , 4J027BA07 , 4J027CC02 , 4J027CD08 , 4J031AA12 , 4J031AA20 , 4J031AA49 , 4J031AA53 , 4J031AB01 , 4J031AC03 , 4J031AC07 , 4J031AC08 , 4J031AD01 , 4J031AF12 , 4J038CB091 , 4J038CB092 , 4J038CB14 , 4J038CG001 , 4J038CG002 , 4J038CH12 , 4J038CH17 , 4J038CH19 , 4J038CP041 , 4J038CP091 , 4J038DB21 , 4J038DD001 , 4J038DD002 , 4J038DF001 , 4J038DF002 , 4J038GA03 , 4J038GA07 , 4J038GA09 , 4J038GA11 , 4J038KA09 , 4J038NA12 , 4J100AA03P , 4J100BA15H , 4J100CA01 , 4J100DA24 , 4J100DA41 , 4J100FA10 , 4J100HA57 , 4J100HA62 , 4J100HC30 , 4J100HC36 , 4J100JA01

引用特許：

出願人引用 (7件)

特開平3-229772号公報
特許第4142390号
特開平3-221513

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審査官引用 (11件)

特許第4142390号
特開平3-221513
特開平3-221513

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