特許
J-GLOBAL ID:200903049176156524

NMR血管図作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209033
公開番号(公開出願番号):特開平6-181914
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 静止しているスピンからの信号を充分に抑制し、良好な血管図画像データを作成することができる。【構成】 第1の90 ゚RFパルス320と、180 ゚RFパルス321と、第1モーメントをもっている動きエンコード用双極勾配323乃至325と、第2の90 ゚RFパルス322とで構成される予備的シーケンスの後に、1組の高速NMRパルスを含む第1ショットを行ない、また、動きエンコード用双極勾配が異なる第1モーメントを持つこと以外は第1ショットの場合と同じ予備的シ-ケンスを行なった後、第1ショットと同じ組の高速NMRパルスシーケンスを含む第2ショットを行なって、2つのショットから得られたNMRデータを減算処理して、血管図画像データを得る。
請求項(抜粋):
高速NMRパルスシーケンスを用いて血管図を作成するNMR血管図作成方法において、a) 関心のある領域のスピンに極性磁場を加える工程と、b) 予備的パルスシーケンスと、この後の1組の高速NMRパルスシーケンスとにより第1のデータ取得を行なう工程とを有し、各高速NMRパルスシーケンスは、関心のある領域のスピンにRFパルスを加える手順と、関心のある領域のスピンに位相エンコード用勾配パルスを加えて各高速NMRパルスシーケンスごとに異なる観測結果を画定する手順と、NMR信号を取得する手順とを含んでおり、また、前記予備的パルスシーケンスは、関心のある領域のスピンに第1の90°RFパルスを加える手順と、関心のある領域のスピンに180°RFパルスを加える手順と、関心のある領域のスピンに第2の90°RFパルスを加える手順と、前記第2の90°RFパルスを加えるに先立って、選択された第1モーメントをもつ動きエンコード用双極磁場勾配を関心のある領域のスピンに加える手順と、前記第2の90°RFパルスを加えた後、関心のある領域のスピンにデフェーズ用勾配パルスを加える手順とを含んでおり、c) さらに、予備的パルスシーケンスと、この後の1組の高速NMRパルスシーケンスとにより、第2のデータ取得を行なう工程を有し、該第2のデータ取得では、動きエンコード用双極磁場勾配が第1のデータ取得時の第1モーメントと異なる第1モーメントをもつようにし、d) さらに、前記第1および第2のデータ取得のうちの一方のNMR信号の組と他方のNMR信号の組との対応するもの同士を減算して差データの組を生成する工程と、e) 差データから血管図を作成する工程とを有していることを特徴とするNMR血管図作成方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (3件):
A61B 5/05 382 ,  A61B 5/05 312 ,  G01N 24/08 Y
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-136648
  • 特開昭59-166847
  • 特開昭61-119253
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-136648
  • 特開昭59-166847
  • 特開昭61-119253

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