特許
J-GLOBAL ID:200903049177060091

自動車用ドアミラー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-256956
公開番号(公開出願番号):特開平5-065042
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ドアミラーが障害物と衝突した際の緩衝作用、特に前倒方向の緩衝作用を十分なものにする。【構成】 ミラーベースシャフトに車体外向きに突出して形成されたミラーベースレバーの先端にボールベアリングよりなる係止部を設け、かつこれに対応するミラーベースプレート上に凹所よりなる被係止部を3箇所設けて、ドアミラーを正常位置、後倒位置及び前倒位置に規定するとともに、前倒位置にある場合、ミラーベースプレートに設けた湾曲した長円形開口内にてミラーベースシャフトを回動させて、さらに前倒角度を大きくしたものである。【効果】 ドアミラー前倒が2軸回動動作によりなされるから、大きな前倒角度が得られ、十分な緩衝作用が得られる。
請求項(抜粋):
フロントドアに車体外方の突出して固定されるとともに、開口を設けた略水平のミラーベースプレート、該開口に略垂直に貫通せしめられ、上記ミラーベースプレートに対し回転自在に支持されたミラーベースシャフト、上記ミラーベースプレート上において、上記ミラーベースシャフトに固定され、その先端が車体外側方向の突出したミラーベースレバー、該ミラーベースレバーを下方へ弾性押圧し、その下面を上記ベースプレート上面に向かって弾性押圧する弾性体、上記ミラーベースシャフトに固定されたミラーホルダを備え、上記レバーの先端に形成された係止部、上記ベースプレートの上面の上記係止部に対応する位置に設けられ、上記ミラーホルダの正常位置を決定する第1被係止部、後倒位置を決定する第2被係止部及び前倒位置を決定する第3被係止部を有し、上記ミラーベースレバーの回動により上記係止部が上記第1,第2,第3被係止部に係止されることにより、上記ミラーホルダが各々正常位置、後倒位置、前倒位置をとる自動車用ドアミラーであって、上記ミラーベースプレートに形成された開口は、湾曲した長円形であり、該長円形の一方の端の円の中心は、上記第1,第2,第3被係止部から等距離の位置にあり、他方の端の円の中心は上記一方の端の円の中心より車体外側方向に位置し、上記第3被係止部から該他方の端の円の中心までの距離が上記一方の端の円の中心から上記各第1、第2、第3被係止部までの距離に等しく設定され、かつ上記2つの端の円の中心を結ぶ湾曲線は、上記第3被係止部を中心とし、上記距離を半径とする円周上にあることを特徴とする自動車用ドアミラー。

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