特許
J-GLOBAL ID:200903049177113969

僧帽弁の機能を改善する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  増井 忠弐
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-543495
公開番号(公開出願番号):特表2008-521501
出願日: 2005年11月23日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
僧帽弁逆流を軽減する方法及び装置である。装置(90)は、患者の冠状静脈洞(90)の中の僧帽弁後尖の近傍へ挿入される。この装置は、冠状静脈洞のうちの少なくとも僧帽弁後尖の近傍部分の本来の彎曲形状を直線形状に近付け、それによって後尖の弁輪部を前方へ移動させて弁尖の接合状態を改善し、もって僧帽弁逆流を軽減するものである。この装置は更に、電気リード線(600)と共に使用するように構成されており、その電気リード線は、例えば、植込形の両心室ペーシング・デバイス、植込形の除細動器、等々のための電気リード線である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
僧帽弁逆流を軽減するアセンブリにおいて、 細長キャリア部材を備え、該細長キャリア部材は、冠状静脈洞に挿入されたときに冠状静脈洞の形状に略々沿った第1の形状を呈し、且つ、第1の形状と比べてより直線形状に近い形状となるように付勢されたならば、より直線形状に近い形状である第2の形状を呈するように、十分に大きな可撓性を有する材料から成るものであり、該細長キャリア部材はその長手方向に貫通延在する複数本のルーメンを有しており、 前記ルーメンに挿入可能な複数本の直線度増強ロッドを備え、該複数本の直線度増強ロッドの各々は、 (1)僧帽弁後尖の周囲の生体組織の剛性と比べてより大きな剛性を有し、 (2)冠状静脈洞のうちの僧帽弁後尖の近傍の部分の形状と比べてより直線形状に近い形状を有し、そして、 (3)冠状静脈洞の曲率半径に対して相対的に適切な長さを有する、 ように形成されており、それによって、前記キャリア部材を患者の冠状静脈洞の中の僧帽弁後尖の近傍に配置した状態で前記ルーメンに前記直線度増強ロッドを挿入したならば、その挿入した直線度増強ロッドが冠状静脈洞の壁面に直線度増強力を作用させることで、僧帽弁後尖の弁輪部が前方へ移動させられ、それによって弁尖の接合状態が改善され、もって僧帽弁逆流が軽減されるようにしてあり、 前記複数本のルーメンのうちの少なくとも1本のルーメンが、電気リード線を挿通可能な寸法とされている、 ことを特徴とするアセンブリ。
IPC (3件):
A61F 2/24 ,  A61M 25/00 ,  A61M 25/01
FI (3件):
A61F2/24 ,  A61M25/00 405B ,  A61M25/00 450B
Fターム (28件):
4C097AA27 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097CC05 ,  4C097CC17 ,  4C097DD01 ,  4C097EE06 ,  4C097EE08 ,  4C097SB02 ,  4C167AA05 ,  4C167AA28 ,  4C167BB02 ,  4C167BB09 ,  4C167BB11 ,  4C167BB26 ,  4C167BB39 ,  4C167BB42 ,  4C167BB43 ,  4C167BB52 ,  4C167CC08 ,  4C167CC19 ,  4C167EE01 ,  4C167GG02 ,  4C167GG04 ,  4C167GG08 ,  4C167GG42 ,  4C167HH12 ,  4C167HH18

前のページに戻る