特許
J-GLOBAL ID:200903049181493830

ポリアミド-ポリプロピレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171187
公開番号(公開出願番号):特開平8-034881
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【構成】 樹脂組成物全体に対して、ポリアミド(A)が30〜80重量%、変性ポリオレフィン(B)が5〜50重量%、および未変性ポリオレフィン(C)が5〜65重量%からなり、成分(A)がマトリックス相を形成する一方、成分(B)と成分(C)がコアーシェル型粒子構造の分散相を呈する樹脂組成物であって、かつ、成分(B)がα、β-不飽和カルボン酸およびその誘導体で変性された、23°Cでの曲げ弾性率が1GPa以上の結晶性ポリプロピレン系樹脂であり、成分(C)が23°Cでの引張弾性率が200MPa以下のエチレン-α-オレフィン共重合体であるポリアミド-ポリプロピレン系樹脂組成物。【効果】 本発明の樹脂組成物は、低吸水性、寸法安定性、軽量性、剛性、靱性などの機械特性に優れ、かつ、成形加工性に優れており、機械部品、自動車部品、電気・電子部品などの広い分野、特に、自動車用電装部品に好適に使用される。
請求項(抜粋):
ポリアミド(A)、変性ポリオレフィン(B)および未変性ポリオレフィン(C)からなる樹脂組成物において、該樹脂組成物全体に対して、ポリアミド(A)が30〜80重量%、変性ポリオレフィン樹脂(B)が5〜50重量%、および未変性ポリオレフィン(C)が5〜65重量%(ただし、(A)と(B)と(C)の合計は100重量%)からなり、ポリアミド(A)がマトリックス相を形成する一方、変性ポリオレフィン(B)と未変性ポリオレフィン(C)とがコアーシェル型粒子構造の分散相を呈する樹脂組成物であって、かつ、変性ポリオレフィン(B)がα、β-不飽和カルボン酸およびその誘導体で変性された、23°Cにおける曲げ弾性率が1GPa以上の結晶性ポリプロピレン系樹脂であり、そして、未変性ポリオレフィン(C)が23°Cにおける引張弾性率が200MPa以下である、エチレン-α-オレフィン共重合体であることを特徴とするポリアミド-ポリプロピレン系樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 23/02 LCV ,  C08L 23/26 LDA ,  C08L 77/00 LQS

前のページに戻る