特許
J-GLOBAL ID:200903049188702834

電動シートベルト張力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛和 清司 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-529550
公開番号(公開出願番号):特表平10-501500
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】車両シートベルトへの張力印加を制御する方法および装置(10)は、制御プロセッサ(20)およびモータ(12)を使用してシートベルトに初期張力を加える。初期張力印加後、制御プロセッサ(20)はシートベルトに加わるすべての張力を実質的に除去する一方、エンコーダ(18)を介してシートベルトのペイアウトを連続的に監視する。該装置は位置ずれ警報を発信し、また衝突判別装置(22)および/または物体検出レーダー装置(26)からの車両加速情報に応答してシートベルトの張力印加を制御する。該装置はさらに交換可能発火カートリッジ(38)をもつ発火予張力装置(32)を用いることにより早期のシートベルト張力作動を行うものである。
請求項(抜粋):
車両シートベルトの張力を制御する方法であって、 シートベルトの巻取り状態からの非巻取り状態への展開を検出し、 引き出されたシートベルトの量を確定し、 車両乗員に対して所定の第一の張力がシートベルトにより加えられるまで、シートベルトを漸次巻戻すよう巻取り手段を作動し、 巻取り手段を解除して乗員に対しシートベルトによって加えられた第一の所定の張力を実質的に解放することにより、シートベルトを実質的に無張力状態にし、 シートベルトが無張力状態にある間シートベルトの引き出し量を連続的に監視し、 監視されたシートベルト引き出し量を所定のペイアウト値と比較し、 監視された量が所定のペイアウト値を越えた場合、乗員位置ずれ警報を発生し、 連続的に車両の加速度を監視し、 車両加速度が第一のしきい値を越えたかどうかを判断し、 第一のしきい値を越えた場合、所定の第二の張力が乗員に加えられるまでシートベルトを巻戻すよう巻取り手段を作動し、 車両加速度が第一のしきい値以下に下がると、巻取り手段を解除してシートベルトにより加えられた第二の所定の張力を解放し、 車両加速度が第一のしきい値よりも大きい第二のしきい値を越えたかどうかを判断し、 第二のしきい値を越えた場合は予張力手段を起動し、該予張力装置は、巻取り手段により発生した所定の第二の張力よりも大きな所定の第三の張力により前記シートベルトを巻戻す手順より成る車両シートベルト張力制御方法。
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 特開昭61-094857
  • 特開昭59-045243
  • 特開昭59-227540
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