特許

J-GLOBAL ID：200903049192469753

電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置

発明者： 新居 良英
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-340505
公開番号（公開出願番号）：特開平6-197406
出願日： 1992年12月21日
公開日（公表日）： 1994年07月15日
要約：

【要約】【目的】 操縦者の如何、車両走行環境の如何にかかわらず、電池充電による走行距離延長を安定的に実施可能とし、電池の深い放電を防止し寿命を長期化する。【構成】 電池の充電状態(SOC)が発電開始ポイントaに至るまで、車両コントローラがモータ等の消費電力を記録する(200)。車両コントローラは、記録した消費電力に基づき平均消費電力Wa を算出し(200)、算出した平均消費電力Wa に基づき発電開始ポイントa=a0 +k(Wa -Wa0)を算出する(204)。車両コントローラは、電池のSOCが発電開始ポイントaに至ると(206)、発電コントローラに指令を与え、エンジン駆動発電機をWa で発電させる(208)。走行状況に応じて発電させるとともに、発電開始ポイントaを、平均消費電力Wa が大きな時に高く設定するため、モータの消費電力が大きな状況等においても電池が深い放電をすることがなくなり、寿命が長期化する。

請求項（抜粋）：

充放電可能な電池と、電池から電力の供給を受け車両の駆動力を発生させる駆動手段と、指令に応じて動作を開始しその出力電力により電池を充電するエンジン駆動発電機と、電池の残存放電容量を検出する検出手段と、を備える電気自動車に搭載され、検出手段により検出される残存放電容量が所定の発電開始ポイントに至った時点でエンジン駆動発電機を動作させる制御装置において、駆動開始以後について駆動手段による消費電力の平均値を求める手段と、求めた消費電力の平均値が比較的大きい場合に発電開始ポイントを比較的高く設定する手段と、を備えることを特徴とする制御装置。

IPC (3件)：

B60L 11/08 ,  B60L 9/18 ,  B60L 11/18