特許
J-GLOBAL ID:200903049196436116
二重系システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049472
公開番号(公開出願番号):特開平6-259274
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 二重系構成の高信頼計算機システムを構築する時に、特別な共有メモリ装置を使用せずに安価にシステムを構築する。【構成】 2台の実行系計算機1-1と待機系計算機1-2をデータ伝送路2で接続し、各計算機上に領域共有データ領域3を設ける。実行系計算機の二重系管理プロセス4はプロセス実行手段5からの書き込み要求に従い実行系計算機1-1上の共有データ領域3へデータを書くとともに、待機系計算機の二重系管理プロセス4へ書き込み要求を発行する。待機系計算機の二重系管理プロセス4は、それに従い待機系計算機1-2上の共有データ領域3への書き込みを行う。障害からの復旧時は、待機系計算機は実行系計算機にデータの読み出し要求を発行し、実行系計算機の共有データ領域3からデータを待機系計算機の共有データ領域3へ複写する。
請求項(抜粋):
以下の実行系計算機と待機系計算機を有する二重系システム(A)以下の要素を有する実行系計算機(a)共有データを格納する実行系共有データ領域、(b)上記実行系共有データ領域に対して共有データを読み書きするプロセスを実行する実行系プロセス実行手段、(c)上記実行系プロセス実行手段により実行されるプロセスから上記実行系共有データ領域への共有データの書き込み要求を待機系計算機に伝える実行系管理プロセス、(d)異常を検知して待機系計算機に異常通知を送信する異常通知手段、(B)以下の要素を有する待機系計算機(a)上記実行系共有データ領域に格納される共有データと同一の共有データを格納する待機系共有データ領域、(b)上記実行系プロセス実行手段で実行されるプロセスと同一のプロセスを実行する待機系プロセス実行手段、(c)上記実行系管理プロセスから伝えられる共有データの書き込み要求を受信し、その書き込み要求に基づいて共有データを上記待機系共有データ領域に書き込む待機系管理プロセス、(d)上記異常通知手段からの異常通知を受信した場合、上記待機系共有データ領域に格納された共有データを用いて上記待機系プロセス実行手段により実行系プロセス実行手段で実行されていたプロセスの実行を開始することにより実行系計算機を代替えする実行系計算機代替手段。
IPC (3件):
G06F 11/20 310
, G06F 15/16 470
, G06F 15/16
前のページに戻る