特許
J-GLOBAL ID:200903049201054731

犠牲芯金を利用する微小流路の熱交換器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-514415
公開番号(公開出願番号):特表平9-505388
出願日: 1993年11月17日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】第一の流体循環システムに接続される単体熱交換器(10)およびその製法が開示されている。単体熱交換器は、好ましくは第一の流体循環システムと接続可能な第一の多岐管(14)およびその多岐管(14)と流体的に接続された熱交換器本体(12)を含む。単体熱交換器(10)は、第一の多岐管形成部分(22)、並びに所望形状の第一の多岐管(14)および単体熱交換器の本体(12)と一般に類似した表面形状を有する本体形成部分(20)をもった犠牲芯金(18)を形成し、その犠牲芯金(18)の周囲に熱交換器形成材料を析出させて好ましくは一体形成された多岐管(14)および本体(12)を含む殼をその犠牲芯金の周囲に形成し、単体熱交換器の殻を貫ぬく工作孔を与え、そしてその工作孔を通して単体熱交換器の殻内から犠牲芯金(10)を除去し、それによって流体的に相互に連通している流路を多岐管および単体熱交換器本体内に残すことによって、作製する。犠牲芯金の本体形成部分(20)は、更に好ましくは一以上の孔(26)をもつように作られ、熱交換器形成材料の析出時に、支柱(30)が熱交換器の殻の上板および下板(32,34)を結合するように形成されて構造的一体性を増すようにされる。更に、析出は、部品の取付けまたは第二の流体循環路の一部として用いられる開口部が支柱の形成後にも残るように、制御されるのが有利である。
請求項(抜粋):
第一の流体循環系に接続される単体熱交換器、第一の流体循環系に接続可能な第一の多岐管を含む単体熱交換器およびその多岐管に流体的に接続した熱伝達体の製造方法であって、その方法が、 (a)第一の多岐管形成部分および本体形成部分を備えた犠牲芯金を形成すること、 (b)犠牲芯金の周囲に少なくともその一部を取り囲むように熱交換器形成材料を析出させて、その犠牲芯金の周囲に殻を形成すること、こゝで、前記析出工程では、第一の多岐管および単体熱交換器を一体的に製作すること、 (c)殻の外側から犠牲芯金に達するような工作孔を、多岐管および単体熱交換器の本体を包含する殻に貫いて備えること、および (d)その工作孔を通して、単体熱交換器の殼内から犠牲芯金を除去することによって、多岐管および単体熱交換器の本体内に相互に流体が連通する通路を残すこと、の各工程を含んでなる方法。
IPC (2件):
F28F 19/06 ,  C25D 1/02
FI (2件):
F28F 19/06 A ,  C25D 1/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特許第5249358号
  • 特許第1575915号
  • 特許第3308879号
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