特許
J-GLOBAL ID:200903049205145936

音声帯域拡張装置及び音声帯域拡張方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-192229
公開番号(公開出願番号):特開2002-082685
出願日: 2001年06月26日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 聴覚が劣化した人にとって、電話回線等での音声信号の狭帯域化は聞き取りにくい。本発明は、少ない演算量で音域補償を行い、音質と言葉の了解度を向上させることを目的とする。【解決手段】 有声/無声判定部1cと、デジタル変換された信号のサンプリング点を1サンプルおきにゼロ値に置換することにより、折り返し信号を生成する折り返し信号生成部1dを備え、有声/無声の判定結果により、有声区間では遮断周波数が低く、無声区間では遮断周波数が高いローパスフィルタ部1eを切り替えて折り返し信号生成部1dの出力信号の帯域制限を行なうものであり、これにより、無声音区間ではより高域までの帯域拡張を行う。
請求項(抜粋):
入力のアナログ狭帯域音声信号を上限周波数の約4倍のサンプリング周波数でサンプリングしてデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換と、前記アナログ/デジタル変換手段から出力されるデジタル信号を解析し、音声信号中の母音を含まない無声音区間と母音を含む有声音区間とを識別する有声/無声判定手段と、前記アナログ/デジタル変換手段から出力されるデジタル信号のサンプリング点を1サンプルおきにゼロ値に置換する事で、折り返し信号を含むデジタル信号を生成する折り返し信号生成手段と、前記有声/無声判定手段の判定結果に基づき、有声区間では遮断周波数が低い状態、無声区間では遮断周波数が高い状態にローパスフィルタ特性を切り替えて前記折り返し信号生成手段の出力信号の帯域制限を行うフィルタ部と、前記フィルタ部より出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して広帯域の音声信号を出力する信号変換手段とを備えたことを特徴とする音声帯域拡張装置。
IPC (4件):
G10L 13/00 ,  G10L 11/04 ,  G10L 11/06 ,  H04M 1/00
FI (4件):
H04M 1/00 H ,  G10L 7/02 D ,  G10L 9/00 C ,  G10L 9/00 B
Fターム (4件):
5K027AA05 ,  5K027BB03 ,  5K027DD14 ,  5K027DD16

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