特許
J-GLOBAL ID:200903049210677768

引戸用クローザー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須知 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-249708
公開番号(公開出願番号):特開2006-063719
出願日: 2004年08月30日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】 引戸を自動的に閉めることができるとともに、スムーズに開くことができるクローザーを提供する。【解決手段】 上枠2の固定フレーム10に対して可動フレーム12を回動自在に取り付け、可動フレーム12の先端側に転動体25を回動自在に装着する。引戸1が開いているとき、可動フレーム12は、水平姿勢に保持される。引戸1が閉められると、引戸1に設けた解除体40が可動フレーム12に当接し、可動フレーム12は、ねじりばね13の付勢力によって下向きに回動可能となる。転動体25が引戸1のガイド部材17の案内面16に沿って転動しながら移動し、可動フレーム12が引戸1を閉方向側に引き寄せ、引戸1が自動的に閉まる。引戸1を開けるとき、転動体25は転動しながらガイド部材17の案内面16に沿って移動し、可動フレーム12が上向きに回動する。このとき、可動フレーム12は引戸1の開方向への移動を妨げず、引戸1はスムーズに開く。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
枠体に対して開方向および閉方向にスライド自在に支持された引戸が閉められる際に、引戸が閉まろうとする力を緩和させながら全閉位置に導くためのクローザーにおいて、 上記枠体の上枠の閉方向端部に形成された第1の収容凹部に固定される固定フレームと、 この固定フレームの閉方向端部に対して基端部が支軸線周りに回動自在に取り付けられた可動フレームであって、上記引戸が閉まろうとする際に引戸の開閉方向に沿う第1の姿勢から下向きに回動して第1の姿勢と交差する方向に沿う第2の姿勢をとることによって当該引戸を閉方向に引き寄せる一方、上記引戸が開こうとする際に第2の姿勢から上向きに回動して第1の姿勢に戻る可動フレームと、 この可動フレームを上記第1の姿勢から下向きに回動するように付勢するための付勢体と、 上記可動フレームを上記第1の姿勢に保持するための係止手段と、 上記引戸の閉方向側縦枠の上端部に形成された第2の収容凹部において上記第1の姿勢に保持されている上記可動フレームの先端に対向するように配置される衝撃吸収手段であって、上記引戸が閉まるときに、上記可動フレームに当接することによってその衝撃を緩和すると共に上記係止手段による上記可動フレームの保持を解除するための衝撃吸収手段と、 上記第2の収容凹部において上記衝撃吸収手段よりも上記引戸の閉方向下流側に配置される案内面を含み、この案内面と上記衝撃吸収手段との間で上記可動フレームの係合空間を区画するガイド部材と、を備え、 上記可動フレームの先端部には、上記案内面と摺接して転動する転動体が取り付けらており、 上記案内面は、上記引戸の閉動作に伴って上記可動フレームが下向きに回動して上記第1の姿勢から上記第2の姿勢に切り替えられるとき、および上記引戸の開動作に伴って上記可動フレームが上向きに回動して上記第2の姿勢から上記第1の姿勢に切り替えられるときの、上記転動体の転動軌跡に沿った凸状面をなしていることを特徴とする引戸用クローザー。
IPC (2件):
E05F 1/16 ,  E05F 5/02
FI (2件):
E05F1/16 A ,  E05F5/02 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 自閉式引き戸
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-159191   出願人:三和シヤッター工業株式会社
  • 実用新案登録第3040802

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